2018年9月24日月曜日

台北旅行③2日目-1【建築散歩】

夜が明けて2日目。ホテルで朝食を摂った後、出発です!
この日は主に地下鉄(MRT)を利用しての市街地巡りです。午前中は建築をメインに見た結果、図らずもかなり真面目な観光に。

1.ホテルから中山堂へ


①西門町の町
昨夜とは打って変わって、朝の西門町は閑散としています。9時過ぎの時点で殆どのお店にはシャッターが下りていて、人通りも少な目。
通りかかった学校でダンスの発表会があったようで、その周辺はお揃いの衣装を着た若者たちやその保護者らしき人たちで賑わっていました。

②中山堂
予定外ですが、たまたま通りかかったので中山堂に寄り道。
入口から写真撮ってたら、スタッフの方が「無料ですよ!」と案内してくれました。日本人だと分かると日本語のパンフレットも持ってきてくれて、有り難かったです。
時間は開館直後の9時半。館内は全体的に薄暗くほぼ無人でした。10時から何か展示があったので、お客さんが来るのはそれ以降なのかも。大きな部屋は作業中で入れませんでした。

照明が点いてない分、窓からの光が存在感あります。

こちらの中山堂は日本統治時代に造られた建物。設計者は日本人ですが、長年台湾に住み、「台湾建築のローカル化」を提唱していた人なのだとか(パンフレットより)。そう言われてみると、一見洋風な造りながら色々な要素がミックスされているような。

扉や窓のディティールに中華圏っぽさがある

講堂やホールは現在、各種展示や演奏会、市民講座などで利用されているそうです。
スタッフさんから勧められたオーディオガイドは断ってしまったのですが、借りてみても良かったかも……。

2.二二八和平公園と


次は国立台湾博物館に向かいます。二二八和平公園の中にあるので、まずは公園へ。

①二二八和平公園
台北駅からほど近い場所にありながら、のどかな雰囲気の漂う緑地公園です。鳩に餌をやる人、散歩する人、太極拳をしている人……。

中華風な建物の後ろにギリシャ風な博物館。さらにその後ろには高層ビル。
植生は(わからないけど、そこはかとなく)南国。不思議な風景です。
公園内では、聞き慣れない鳥の鳴き声をよく耳にしました。町中にいると忘れそうになるけれど、やっぱりここは南の国なんだなあ、と実感。

②国立台湾博物館
こちらも日本統治時代に建てられたものですが、様式は古代ギリシャ風。ローカル要素の強い中山堂とは対照的です。

親子連れが多い。ガイドブックに載っていたせいか、日本人観光客も結構いました。

吹き抜けの天井にステンドグラス。

ちなみに入場料は30元で、常設展・企画展の両方を見られます。安い。
じっくり見ていたら時間が足りなくなるので、入口近辺をちらっと見るに留めました。ちょっと気になるけど、今回は建物メインということで割り切ります!

③中山エリアに出発
博物館を出たら、次は中山駅に向かいます。紛らわしいですが、中山堂とは関係のない別エリア。
台北駅からMRT(地下鉄)に乗るつもりでしたが、博物館を出たらすぐ傍に台北医大駅が! ここから乗ることにしました。この時11時過ぎ、既に結構暑いのです。できるだけ外を歩きたくない……!
さて、ここで登場するのが昨日セブンで買っておいた悠遊卡(ヨウヨウカー)。日本で言うSuicaみたいなICカードです。便利な上に、これを使うと市内のMRTは全線2割引で乗れちゃいます。使うしかないでしょう。

写真入りの説明が分かりやすい! チャージ専用機。

セブンではカード本体の購入をしただけなので、ここで初チャージ。とりあえず100元を入れて出発します。

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