2018年10月8日月曜日

台北旅行蛇足①【PAPA WHALE HOTEL】

1ヶ月経ってそろそろ細部を忘れてきてますが……。宿泊したホテルについて!

1.外観・共有部


①鯨と船がテーマのホテル
名前の通り、鯨がテーマなのだそうです。ホテル全体として、船の中をイメージしているのだとか。

外壁に巨大な鯨! 目立つ!
部屋のドアもスタイリッシュ。

インダストリアルと言うのか、全体のデザインがやたら格好良い!
ただし、ビジュアル重視の結果方向音痴に優しくない構造に……。ロビーに戻るのに何度迷ったことか。階段に比較的近い部屋で助かったけど。

②ロビーと中庭
ロビーには本棚とソファ。

日本語の本も数冊ありました。

本がいっぱい並んでると何だか嬉しいです!(ほぼ中国語だから読めないけど……。)
ソファが飲食禁止じゃなかったらここで食事したかった。

中庭には池と流木(?)のオブジェ。

ライトアップが幻想的でした!
中庭では昼間はワッフルとか売ってたらしいです。朝と夜しかいなかったので見かけなかったけど……。

③朝食
予約時「ブッフェ形式」とだけ書いてあったのですが、まさかの鍋でした……!

煮込んでます!

鍋の具をブッフェ形式で自由に取って、各自煮込むという朝食。一人旅で鍋を食べることなどそうそうないだろうから、ある意味貴重な機会かも……?
主食はご飯とパンがあったので、一日目は魯肉飯、二日目はパンをいただきました。……やっぱりご飯の方が合う気がしますね!

ずらっと鍋が並びます!
よく見ると奥のカウンターにはかき氷の写真が載っているのですが、この朝食会場、午後はかき氷屋さんになってました。ギャップが激しい。

2.個室


窓無しのシングルルーム。やっぱりここも全体的に格好良いデザインでした。

①ベッド
コンセントの差込口はが多い一方、意外にも時計がありませんでした。手元にスマホが必要です。
置き場所がないので、椅子引っ張ってきてサイドテーブル代わりに使ってました。 

読書灯が嬉しい。
あと、事前に口コミは見ていましたが、壁はやっぱり薄かったです。人が廊下を通る音とか、水が流れる音とかが聞こえました。

②水回り
ちゃんと写ってる写真がなかった……。
水回りはかなり良かったと思います! シャワールームはカーテンじゃなくて扉だし、お湯もしっかり出るし。アメニティも一通りそろってました。

そういえば最初部屋に入ったときシンクの栓が閉まっていて、開け方が分からずあわあわしてしまいました……。
フロントで開け方教えてもらったのですが、片言の英語での質問に対し日本語と図を交えて説明してくれて、助かりました~。

3.その他


①場所が便利!
立地は西門と北門の間。これが予想していたより便利でした!
まず、空港線の台北車站駅と北門駅が直結しているので空港からの行き帰りが楽。その他どこに行くにしても選択肢が多い。
あと、遅い時間までお店が開いてるのも良かったです。人通りも多くて安心感あります。

②お値段
シングルルームに朝食付きで、1泊あたり5,000円ちょっと。エクスペディアの割引を使ったので、正規価格はもっと高いはず。それでも台北市内のホテルとしてはかなり割安なのではないでしょうか?
朝食を付けなければさらに安くなるので、私がまた泊まるとしたら朝食のないプランにするかな~、という感じです(普段はパン派なので……)。

2018年10月7日日曜日

台北旅行⑬3日目-6【帰路】

旅の〆に相応しく、台湾らしいものが食べられて満足! というわけで、空港に向かいます。

1.移動


①空港線
行きはうっかり鈍行でしたが、今度こそ快速に乗りました!
鈍行と違って、新幹線のようなタイプの座席。そして結構座席が埋まっている。……というか、荷物で占められてる席が多い! スーツケースで塞がれてて座れない席があったりとか。流石空港に向かう電車です。とりあえず座れて良かった。

②空港
出発3時間前に空港に到着。往路と同様、まだチェックインが始まっていません。しかしもう並んでる人がいる……。皆さん行動が早い。

帰りもtigerair.

30分ただ待つのもなあ、ということで、空港内のお土産屋さんをうろうろ。ガイドブックに載ってた「ハッカ油」、各種パイナップルケーキ、太陽餅など、お土産が充実しています。お値段も意外と普通だったので、空港でお土産買うのも良いのかも。

③チェックイン
そうこうしているうちにチェックイン開始時間が近づいてきたので、カウンターへ。いつの間にやら列が数倍の長さになっていました……! 開始前から並ぶ人って案外多いのか。でも結構さくさく進んで、思ったほど待ち時間は長くなかったです。
ちなみにチェックイン手続きも日本語でした。楽々。

④お土産購入
出国ゲートは2階。エスカレーターを上ったら、そちらの階にもお土産屋さんがありました。ここで西門町にあったパイナップルケーキのお店を発見! 自宅用に一箱購入しました。
そしてこのお店の正面にはモスバーガーが。振り返ってみると町中でも結構頻繁に見かけた気がします。


2.帰国


①出国
名残を惜しみつつ、出国です。最初間違えて台湾人用のゲートに並んでしまい、スタッフさんに隣を案内される……。
ゲートではなぜか指紋認証に引っかかってしまいました。何か訊かれたりするのでは……と身構えたのですが、再登録するだけでOKでした。意外と緩い。顔認証の補助程度という位置づけなのでしょうか?

②ラウンジを覗いてみる
この桃園空港には、なんと無料で使えるラウンジがあるとのこと。時間もあるのでちょっと寄ってみました。

落ち着いた空間です。

場所は航空会社やカード会社のラウンジの並び。存在を知らないと気付けなさそうですね。穴場スポット感があります。実際人の入りも疎らでした。
席も色々用意されていて、パソコンで作業する人あり、ソファに横になる人あり。ソファはすごく座り心地良かったです! 静かだし、薄暗いしで、眠くなる……! 熟睡して乗り遅れるという事態を恐れ、早々に退出したのでした。

このラウンジ、なんとシャワーまで使えるそうです。ただ、それらしきスペースの前には列ができていました。遅い時間だったし、機内で眠る前にここでシャワー浴びたいという人は多いのかも。

③水が買えない!
出国時に液体を捨てなければならないので、出国後に水を買おうと思っていました。が、水がどこにも売っていない! 自販機は数台見かけたのですが、ペットボトルの水は軒並み品切れ。そんなことってあるの??

ペットボトルが全滅してる!


唯一飲み水を手に入れられたのが給水機。紙コップなので機内には持ち込めませんが、一応の水分補給ができたので良しとします。フライト中は我慢。
ちなみに給水機のコップは、カード入れみたいな平らな紙製。最初それがコップだと思いませんでした。近くにいたお姉さんが身振り手振りで使い方を教えてくれて、どうやらこれで飲むらしいということが判明。ここに来てカルチャーショック。
当のお姉さんは持参した水筒に水を汲んでいました。上級者……!

④帰りのフライト
定刻通りの出発でした。帰りの座席は真ん中でちょっと残念。まあ座席指定してないので仕方なしです。
ほぼ目は閉じていたのですが、往路ほどは眠れず。途中がくっと揺れたりもしました。実はこの時、日本にはまさに台風が近づいているタイミングだったのです……。事前に全くチェックしていなかったので、帰国して驚きました。よく定刻通り帰れたものです。
ちなみに帰路は前の人が座席を倒していて、結構窮屈でした……。LCCは元々ちょっと座席が過密なので、前のスペースが狭まるとなかなかの圧迫感になるんですね。

⑤ただいま!
羽田空港では入国時に顔認証が導入されていてびっくりしました。去年はなかったのに……。日進月歩。スタンプがなくなるのはちょっと寂しい気もします。
4時台の空港は、あちらこちらに寝ている人がいたり、キャッチボールしてる人がいたり(良いのか?)となかなかのカオス空間でした!
ノーチェックだったのですが、4時台って始発前……。朝食摂りつつ待機します。コンビニで水とおにぎりを購入。日本に帰って来た~と思うと、なんとなくおにぎりに手が伸びますね。別に普段よく食べるわけでもないのに。

帰路に就いたら、天気はどんより曇り空。京急では台風接近による減便のアナウンスが。ここに来てようやく台風接近について知る。遅い。
ともあれ、雨が降り始める前に無事帰宅。2泊4日の台北旅行を終えたのでした。

台北旅行⑫3日目-5【再び台北市内】

1.松山文創園区


①展示はゴジラ
ここは昔たばこ工場だったところをリノベーションした建物群なのだそうです。
現在は雑貨屋、書店、展示スペースなどがあります。パンフレットは日本語版もありました。有り難い。
そしてなぜか一番手前の建物でゴジラ展を開催中。

ゴジラ展。逆光ですね。

お馴染みのBGMがかかっていて、その後しばらく頭の中でリフレインし続けることに。
自分の中で松山文創園区のテーマソングはすっかりゴジラになってしまったのでした。

②雑貨店
いくつかの店舗が入っていたのですが、どれもお洒落な雰囲気でした。
松山文創園区の建物をデザインした文具も。ただ建物が書いてあるだけなのにすごく可愛い。何故だ。ポストカードを買ってしまいました。

③建物
建物は何となく学校を思わせる造り。たばこ工場だった建物と聞いても、正直ピンときません。

学校の廊下のような雰囲気。

どうやらメインの建物で行われていたのはたばこの葉を紙で巻いたり、箱詰めしたりという作業だったようです。その作業内容だと確かに、いかにも工場! って感じにはならないのかも?
それを措いても、中庭には木々や石像が並び、ビオトープまである。「工場」と聞いてイメージするものとは大分違っていて、意外の一言です。

中庭の噴水。

しかし、後から地図を見直してみたら、ビオトープやボイラー室のあるエリアに行っていないことが分かりました。端だと思ったところにまだ先があった模様。そういえば「ガイドブックにあったカフェが見つからない……」と思っていたのでした。もったいないことをした。

2.台北駅へ


①荷物を回収
観光を終え、台北駅に。当初の予定とは変わりましたが、ここで荷物を回収します。料金は180元。預ける時に20元払ってるので、合計で200元ですね。日本円で720円くらい。意外と高い。
このコインロッカー、お釣りがやたら勢いよく飛び出して来てちょっとびびりました。そして、なぜかコインと一緒に謎のネジが飛び出してきました。
そっとおつりボックスに戻しましたが、どこのネジだったのか。大丈夫……?

②うろうろ
気を取り直して夕飯です。地下街で食べようかと思ったのですが、周りは服飾雑貨屋ばかり。そういうエリアのようです。
ガイドブックによると駅ビルにフードコートがあるようなので、そこを利用することに。

2.夕飯


①台北駅ビル
3日目の夜にして、台北駅のメイン広場に初めて来ました。大体地下通ってたからなあ……。この上に飲食店が集まっているとのこと。
ガイドブックに載っていたのは夜市のメニューを再現したというフードコートだったのですが、他にもいろんなお店が入ってます。
驚いたのは「おぼんでごはん」があったこと。「和風幸福定食」という名前になってました。海外進出してたのか。

②牛肉麺
夕食は滞在中食べてなかった牛肉麺にしました。麺類ばかり集めたフードコートの「北芳園」というお店へ。一番シンプルな牛肉麺。+39元で小鉢とドリンクが付けられるとのことだったので、ついでに白菜のお漬物も。

計199元=740円くらい。やや高め?

ここはレシートに印字された番号がカウンターに表示されたら取りに行く、というシステム。が、一個前の番号が表示されているので待機していたら、お店の人から手招きされてトレーを渡される。……番号、機能してない!
ともあれ、牛肉麺は美味しかったです。牛肉は柔らかかったし、トッピングの葱と青菜も合う。スープは少しピリッとする味でしたが、付け合わせの白菜が甘かったのでバランス良かったです。ドリンクが炭酸しかなかったのが唯一の不満。なぜだ。

③豆花
食べる機会がないまま最終日の夕飯を迎えてしまっていたので、デザートに豆花をいただきます。同じくフードコートの豆花屋へ。レシートを見るに小南門點心世界というお店だったようです。
メニューに日本語訳が付いている上、番号が振ってあるので注文楽々でした。そして店員さんに「あったかいの? つめたいの?」と訊かれる。本日2回目!

器の縁までたっぷり!(ちょっと零した)

片栗粉の餅(?)とピーナツをトッピングした冷たい豆花(50元)にしてみました。
豆花は想像通りと言えば想像通りなのですが、ほぼ豆腐の味。おかずとして食べ慣れた豆腐に甘いシロップの組み合わせは、ちょっと不思議な感じです。
トッピングのお餅は、つるつるもちもちで大変好みでした。ピーナツは茹でたもの。もにょっとした舌触りです。ピーナツ=乾物のイメージだったので違和感……!
そしてまたお茶が欲しくなるも、購入しておらず。失敗を活かしてなさすぎる。

台北旅行⑪3日目-4【九份からの帰路】

元々は九份に留まって夕暮れを見届けるつもりだったのですが、大まかに一周した今14時。夕暮れまでまだ4時間以上あります。
どこかのお茶屋さんに入るにしても長すぎる。しかしアップダウンの激しい土地柄、歩き回るのもしんどい。
阿妹茶酒館の印象の薄さが追い打ちとなり、何だか「もういいかな……」という気持ちが高まってまいりました。結局その後は少しうろついた後、台北に戻ることに。

1.帰路


①軽便路
バス停に戻ります。お店の少ない軽便路へ。事前情報通り、この道は結構空いていました。民家や民宿などが多いようです。老街の裏といった趣。
個人的にツボだったのがこちらの建物。

一見不通に建物が並んでいますが……。
壁しかない!

なぜか屋根と床がすっぽり抜けています。
扉を開けたら異世界に繋がってそう……という想像(妄想?)が掻き立てられます。「千と千尋の町」という先入観がそうさせるのか。単に中二病なのか。

②バス待ち
そしてバス停。ちょっと想像以上に混んでます。電光掲示板を見ると、何台かのバスの番号の後に「本日運休」らしき表示が。何かあったのか、単に曜日の問題なのか。
周りの人の会話から何か分からないかな? と思ったのですが、日本語が全く聞こえてこきません。ちょっと心細くなってきます。

1台目は満員で見送り、2台目に乗車。合計待ち時間は約50分。
帰りはバス1本で台北まで行ってしまうことにしました。もし駅も混んでいたら、鉄道に乗るのも苦労しそうだし……。

それにしてもこの時間でこの混雑とは。日が落ちた後はどうなってしまうのでしょう? 日没直後が一番混むとの口コミは目にしていましたが、想像以上なのかも。怖い。


2.バスとMRTで移動


①台北へ
帰りのバスは窓際に座れました! ラッキー。
このバスの窓はサングラスみたいな素材で、景色を見てもまぶしくない仕様でした。
後から見返したら、この窓越しに撮った写真がやたら雰囲気あって面白かったです。

フィルターがかかったような車窓風景。

台北までの道中は高速道路に乗るので、シートベルトを着用。アナウンスは全然分かりませんでしたが、周りの動きで何となく察せました。
鉄道とは当然ルートも違うので、見える景色が全く違います。ちょっと得した気分。
でも高速に乗った後は寝てしまったので、どんな感じだったか不明です。……海外の交通機関で寝るのは本当は良くないですよね。

②松山で下車
高速を下りてしばらくすると、電光掲示板に「松山」の表示が。これは昨日行きそびれた「松山文創園区」の近くなのでは? と思い、慌てて下車。
しかし下車後に地図を確認してみて、失敗だったと判明。むしろバスの終点「忠孝復興駅」まで行ってしまった方が、乗り換えなしで行ける分楽だったのでした。

(どこだったか不明……。)MRTだけど地上に駅がありました。


②MRTは通勤ラッシュ
気を取り直してMRTに乗車してみたら、何だか混み合っています。そういえば今日は平日。思い直して見回してみると、そこはかとなく学生さんが多いもよう。どうやら下校時間に当たったようです。
日曜日に乗って「観光のための電車」というような認識に陥っていましたが、日常の交通手段なんですね。そりゃそうか。

台北旅行⑩3日目-3【九份老街】

1.散策


①基山路の入口
まずは基山路の入口から。ガイドブックなどでは「入口は分かりにくい」などと書かれていますが、人が密集しているのですぐ分かります。

入口はチープというか怪しげというか……。

昼間は比較的空いているらしいのですが、既に渋滞してました!
ただ、実際歩いてみるとそこまでごった返している感じでもありません。入口は特に狭いので、他より混雑を感じやすいのかも。

②基山路
ここが九份のメインストリートだとのこと。
お土産屋さん、お茶屋さん、飲食店など色々な店が並びます。アイスを挟んだシュークリームやクレープなど、食べ歩きできるものも。

小さめのお店がずらっと並んでいます。

途中オカリナ屋さんがあったのですが、店員さんがジブリ曲を演奏してました。お土産屋さんにもちらほらジブリグッズが。
ここ九份は「千と千尋」のモデルになったと言われている町。ジブリは否定していますが、全力で乗っかってきてる感じですね……!

③横道に逸れる
メインストリートは大賑わいの九份ですが、一歩横道に入ると一気にに静かになります。そのギャップがちょっと面白い。

普通の町の風景っぽい。

メインストリートを外れても喫茶店などはあったのですが、どうやら開いていないようでした。月曜日だから? それとも夕方から開くのだろうか……。

適当に歩いていたら、正面に海が。展望台スペースのようです。
ここは写真撮影する人が多くいました。手すりに上ってポーズを決める人も。見ていてヒヤヒヤします……!


遠くの方はちょっと霞がかってますね。

展望台の並びにはカフェや茶房など。

九份の中でも外れの方に来ると、ちょっと寂れた雰囲気。廃墟らしき建物もありました。そしてそこでもやっぱり写真撮ってる人が……。良いのか? 海と山をバッグに廃墟でポーズをとる美人さん。絵になる光景だってことはすごく分かるけど。

2.休憩


①阿柑姨芋圓
さまよい疲れてきたところに、ガイドブックで見たお店「阿柑姨芋圓」を発見。
丁度良いのでここで休憩にします。

他のお店と階段に挟まれた入口。

入口が妙な位置にあり狭そうに見えるのですが、奥に行くと2フロアのイートインスペースが! 海の方を向いた窓が広く取られています。ガイドブックにはビュースポットとして紹介されていました。
店名に入っている「芋圓」は芋のお団子のこと。数種類の芋団子と豆がスープに入っているというものです。
注文時には、店員さんが「あったかい? つめたい?」と日本語で訊いてくれました。助かります~。クラッシュアイス入りの冷たいのにしてもらいました。

かなりのボリューム。これが本日のお昼ごはんに。

もちもちの芋団子にぷちぷちした豆類。日本人好みな味と食感です。結構甘めだったので、氷で薄まって丁度良いくらいでした。
それにしてもお茶が飲みたくなる味。濃い目の緑茶とかが欲しくなります。ポカリしか買わなかったのは失敗だったかも! これから行く人には、コンビニか基山路のお店でお茶を確保しておくことをお勧めします。

②寄り道
「阿柑姨芋圓」を出たら目の前にお土産屋さんがあったので入店。
九份の風景ポストカードとかマグネットとか、観光地っぽいお土産があるかと思えば、手作り風の布製品やアクセサリーなんかも。ちょっと面白い品揃えでした。
そしてBGMがJ-POP。途中からピコ太郎が流れ始めたのでJ-POPと定義して良いのかどうか微妙ですが……。何故そのチョイス?
九份にあまり関係ありませんが、記念(?)に果物柄のテープを購入。

3.「これぞ九份」な景色?


②阿妹茶酒館
階段を降りていく途中、ありました! ガイドブックでお馴染みの阿妹茶酒館です。ここは湯婆婆の屋敷のモデルと言われているのだとか(公式は否定してますが)。
しかし正直、印象が薄いです……! 階段を降りきって写真を撮り、首を傾げてもう一度登り、真横から見てようやく「あ、これ写真で見た」と思った程度。

真横から。

日が落ちて提灯が灯った様子が人気らしいので、昼間の印象が薄いのは仕方ないかもしれませんけどね。

階段下から。

ちなみに、この周辺はかなり日本人が多かったです! 案の定。

2018年10月6日土曜日

台北旅行記⑨3日目-2【瑞芳から九份へ】

1.瑞芳駅周辺


①散策
九份に向かう前に、少しだけ駅周辺を散策します。
いかにも郊外の町という雰囲気。

台北市内で見かけたお店もいくつか。

とりあえず、駅正面の道を突き当たったところにあった美食広場に入ってみました。ここは全体的に美味しそうな匂い! そして涼しい!

自助餐スタイルのお店! ここで初めて見ました。

②おやつ
時間は10時過ぎ。午前中のおやつということで、胡椒餅とやらを1つ購入。持ち歩いて食べる台湾フードを一つは食べてみたかったのです。

袋しか撮ってなかった……。

具はトロッとしたお肉と葱。生地は硬めのパンのようなものでした。
味は名前のとおり、胡椒。想像以上に胡椒。からいの好きな人には良いかもしれませんが、私にはちょっとスパイシー過ぎました! 

そしてこの日も天気は良く気温が高い。じりじりと太陽に焼かれながら胡椒餅を齧るのはちょっとつらいものがあったのでした……。

2.九份へ


①バス
食べ歩くのは諦め、バスを待ちながら食べることに。しかし意外とすぐにバスが来て、胡椒餅を食べきるまでに2本ほど見送ってしまいました。
乗ったバスはほどほどの混み具合でしたが、窓際確保は叶わず。車窓からの写真は撮れませんでした。

バス内。想像したより快適でした。

九份へ向かうごとに、ぐんぐん標高が高くなっていく感じです。途中で海が見えてきて、後ろの団体さんがワッと沸くのが分かりました。あと、結構狭い道の片側が崖になってたりして、地味に怖かったです……!
このバスは料金後払い。今度はちゃんと料金払えて良かったです。

②九份に到着!
バスを降りたら海の見える高台!

こころなしか空気も澄んでるような。

九份は結構雨が降ることが多いらしいのですが、本日は快晴。ラッキーです。

まずはインフォメーションセンターを目指したのですが、入ってすぐのところがレストラン。食事目当てじゃないとちょっと入りづらい……。入口脇のトイレだけ借りました。
しかしここのトイレ、個室に紙がない! と思ったら、流し脇に巨大ロールが設置されていました。必要な分を取ってから個室に入る方式。初めて見た……!

あとはファミマで飲み物を確保。さっきの胡椒餅で水を飲み切ってしまったのです……。暑いし、今日は歩くので、優先すべきは熱中症対策。ということで、安心のポカリ(25元)を購入。
こちらのファミリーマート、入口からイートインスペースまでやたらとオシャレ。

とてもファミリーマートには見えない。

ガイドブックにも隠れた絶景スポットとして紹介されていました。

台北旅行⑧3日目-1【九份へ、鉄道の旅】

ゆっくりめに起床。旅行先で長時間眠ると何だかとても贅沢をした気分になりますね。
この日はいよいよ、九份観光に向かいます! 詳細な予定は決めておらず、朝の体調次第で色々オプションをくっつけよう……と思っていたのですが、疲れ気味なので一番シンプルに、直接九份に向かいます。

1.出発


①北門駅からの地下街
まずは北門駅から地下街経由で台北駅へ。初日に通った道を逆向きに進んでいるわけですが、やっぱり朝だと印象が違いますね。

お店もまだ開いていないので、人通りは疎らです。

②コインロッカー
チェックアウト済みで荷物が多いので、荷物はコインロッカーに預けます。
タッチパネルで操作するタイプのコインロッカーだったのですが、途中で表示されたPINコードを見逃してしまいました。
「このままロッカー閉めたら開けられなくなるのでは?」と硬直していたところ、近くのお店の売り子さんが助けに来てくれました。
ロッカーを閉めた後に出てくるレシートにもコードが印字されるとのこと。助かりました。ありがとう……!

2.鉄道の旅


①台湾鉄道で出発
さあ、これから九份に向かいます! まずは鉄道で瑞芳駅まで行き、そこからバスに乗り継ぎ。直通バスで行くことも可能ですが、私は行けるとこまで鉄道使います~。車酔いしやすいし、車窓風景眺めながら行くのも楽しそうだし。
悠遊卡も使えるとのことですが、券売機で切符を購入。鉄道の種類によっては使えないこともあるらしいので、念のため。

切符を買うのなんていつぶりだろうか……!

一応全席指定ということになっている快速莒光号。でも、指定席券を買わなくても乗れます。席が埋まってたら立ち乗り、空いてたら勝手に座って良し(ただし予約者が来たら即譲る)というルールなのだとか。……ユルい! 

②ホームへ
台湾鉄道はMRTと違ってホーム・車内が飲食可。改札内に売店などもあり、日本の鉄道駅に近い雰囲気です。「台鉄弁当」はちょっとした名物にもなっているのだそう。安くて美味しいと評判で、ちょっと気になります。もっと長距離を移動することがあったら食べてみたい……。

これは改札外の「台鉄弁当本舗」。

売店を眺めつつ早めにホームへ来てみたら……人混みがすごい! 最初に来た区間車(普通電車)は恐ろしいことにほぼ満員。これは莒光号も満席なのでは? と不安に。

③莒光号に乗車
そわそわしながら待っていると、莒光号がやって来ました。しかしなぜかガラガラ。全然人がいません! ということで、空いている席に座っちゃいます。
後から人が来るかな? と思ったものの、ガラガラのまま出発。その後もほぼ人は増えませんでした。こんなに快適で良いの……⁉ むしろさっきの普通電車は何だったのか? ちょっと狐につままれた気分です。

反対側の窓も余裕で見渡せる!

ただ、瑞芳駅での降車人数を見るに、他の車両にはそこそこ人がいたようです。一部車両に偏ってたのかも。私はホームにいた時点で人の少ない端に移動していたのでした。人混み嫌いが功を奏したということ……なのかな?

④瑞芳へ
台北駅からしばらくは地下を走行していましたが、しばらくすると外の景色が見えるように。都会が遠くなり、山々が近づいていく感じ……。停車する駅も何だかローカル。車窓風景の移り変わりは鉄道の醍醐味ですね!

水門(?)が良い感じです。

名残を惜しみつつ、瑞芳駅で降車。

瑞芳駅を去っていく莒光号。

改札はまさかの人力。スタッフさんが切符を回収していました。改札前にはスタンプが置いてあり、自分で押印して切符を持ち帰っても良いとのこと! 記念にお持ち帰りしました。紙もの好きには嬉しい。

2018年9月30日日曜日

台北旅行⑦2日目-5【西門紅楼と夕飯】

1.西門紅楼


①場所が分かりやすい!
MRTで西門に戻ってくると、出口の案内に「西門紅楼」の文字が。1日目に辿り着けなかった西門紅楼ですが、駅からだとこんなに行きやすいんですね!
駅を出たら本当にすぐ目の前でした。

②マーケット
西門紅楼横の広場は、四四南村と同じく、週末限定で手作り市が出ています。こちらも小規模。というか、ネットで見た画像より店舗数が少ない?
時間も遅かったので、もう片付けてしまったお店もあったのかも。ちらっと見るだけに留めました。

③建物
レンガ造りの良い感じの建物。

ライトアップされてます。

元々は、日本統治時代に公営市場として建てられたのだそうです。その後は映画館になったりという歴史を経て、現在は雑貨店や喫茶店などが入るスポットとなっています。

店舗スペース。中央が吹き抜けになってます。

洋服や雑貨の店が並び、お洒落な雰囲気。記念に、台北の街並みが描かれたOPPテープを購入しました。

2.再びの西門町


①少しだけうろつく
結構疲れたので、散策は控えめに。寄り道は2箇所だけにします。
1箇所目は、朝のうちに見つけていた「維格餅家」。割引乗車チケットの予約特典がもらえるお店です! パイナップルケーキとヌガーのお土産セットをゲットしました~。
その後は誠品生活西門店へ。中山の地下と同じチェーンですが、こちらは入口からは全く書店色が窺えません。上階意外は普通にデパート風です。面白かったのが、入口で配布していたフェイスマスクのサンプル。直径5センチくらいのサンプルを手の甲に貼ってもらったのですが、ちゃんと目・鼻・口の部分が空けてある! 芸が細かい!

②有名店はやっぱり混んでる
ガイドブックに載っていたお店も見つけたのですが、案の定並んでいたので断念。そしてやっぱり日本人だらけの模様。両脇のお店は普通に空いていたのでですが、注文のシステムとか分からないとやっぱり不安……。

3.夕飯


①注文
結局、ホテル近くの「八方雲集」というお店に入りました。カウンター上のメニューに日本語表記があるのを、1日目のうちに目に留めていたのでした。
日本語表記を参照しつつ、オーダーシートを記入。焼き餃子と、きのこのスープにしました。音が鳴るタイプの番号札を渡され、しばし待機。

ちなみにチェーン店らしいです。

②スプーンがない?
お箸等は自分でカウンターから取る形式。しかし食器コーナーにスプーンや蓮華がない! お店の人に尋ねたら、外のお持ち帰り用カウンターにあるとのこと。何故店内に置かないのか……? ちょっと困惑。たまたま切らしていたということなのか。
余談ですが、「蓮華」のことを何と言うのか分からなくて「spoon」+ジェスチャーで意思疎通を図りました。後で調べたところ、英語では china spoon らしいです。そのままだ。

③ごちそうさまでした。
ともあれ、おいしかったです。辛さは自分で調整する方式なので、ベースは薄味で自分好みでした。

スープ55元、餃子(×2)10元。大体245円くらいです。


スープのきのこはおそらく2種類で、ひとつはしめじだけどもうひとつは謎。輪切りで、何かコリコリしたやつでした。
ところでこのスープ、「牛スープ」の欄にあったので「牛肉ときのこが入ったスープ」かと思いきや、肉は入っていませんでした。考えてみれば日本でも「豚骨スープ」に豚骨は入ってないし、牛肉出汁のスープってことなんですね。
餃子も野菜多めであっさりめ。とりあえず2個注文しましたが、5個くらい普通に食べられそうでした!

③デザート
ちょっと食べたりない。が、お店をはしごする元気はない。そして若干の頭痛もある……。というわけで、デザート調達に安心のコンビニへ!
毎回セブンというのもつまらないので、今度はホテル裏のOKストアに行ってみました。セブンよりそこはかとなくローカル色が強い気がします。賞味期限間近のおつとめ品コーナーがあったりとか。
体に優しそうな蜂蜜ヨーグルトとウーロン茶を購入。ホテルでいただきます。

@ホテル。

ヨーグルトはもっちりした食感で、上にゆるめの蜂蜜シロップがかかってました。結構ボリュームがあったので、食べたりない時のデザートとして丁度良かったです~。
翌日に備えて今日はここまで。念のためバファリン飲んで眠ります。

台北旅行⑥2日目-4【四四南村】

1.台北101駅へ


①初めてのバス
どこの駅からも微妙に距離がある場所にいたので、来る途中に見かけたバス停へ。とりあえず北門駅まで行って、そこからMRTに乗り換えることにしました。
台湾で初めてのバス。前の人に続いたつもりが、気づけば料金を払わず降りていた……! 咎められはしませんでしたが、自分の気が咎めます。後から調べたら、バスの料金は前払い制の場合と後払い制の場合とがあるそうです。結局どうするのが正解だったか分からないまま。もやもやが残ります。

②台北101駅へ
気を取り直してMRTで移動します。昨日も利用した北門駅から、台北101駅へ。
この駅は名前の通り、台北101というタワーの最寄り駅です。展望台からは台北の町を一望できるとあって、大勢の人がここで降車しました。

特徴的なタワー。竹をモチーフにしているのだそうです。

駅を出るとすぐタワー。間近に展示場らしきものもあり、何かイベントをやっていたようです。

2.四四南村


①四四南村とは?
ここはかつて軍人村だったのだそうです。村と言ってもさほど広いわけではなく、宿舎とか集合住宅と言った方が実態に近いかもしれません。
使われなくなってからも保存され続けてきたその建物群で、カフェが開業したり、昔の暮らしを再現した展示が行われるようになったりして今に至ります。

公民館としても機能しているようです。

日曜午後には手作り市が開かれるということだったので、ここには午後に着くように計画していたのでした。

②インスタ映えスポット?
着いてまず思ったのが、写真撮ってる人が多い! ということ。それもポーズを決め、角度に拘ってがっつり撮影している本気の人たちが。これが噂のインスタグラマーというやつなのか……!
確かにレトロな建物群と間近に望める台北101の対比は絵になります。四四南村そのものも、昔の風景がそのまま保存されている感じで良い。納得だけど、ちょっとびっくり。

まあ私も撮るんですけどね。



③日曜市
まずは中庭で開かれている日曜市。手作りのアクセサリーなどを売っているお店が並んでいます。ただ、これは思ったより小規模でした。

反対側にもう一列あります。

ミニライブのようなものも開かれていて、人の入りはそれなり。でも、あまり賑わってた印象はありません。ちょっと時間が遅かったせいもあるかもしれませんが……。

④好丘
建物の中は雑貨や食料品等MIT(メイド・イン・台湾)製品を取りそろえたお店になっています。お洒落なだけあって全体的にややお高めかな?
ガイドブックに載っているようなお店のお茶なんかも売っていたので、色々回る時間がない時はこういうところでまとめて買っても良いのかもしれません。

⑤展示
昔の暮らしの再現の展示。食卓には食品サンプルが並べられていたり、ボードゲームのようなものが置いてあったりと、かなり凝ってます。

食卓の再現、力入ってる。

3.台北101


①予定を変更
本当はこの後松山文創園区まで歩こうと思っていたのですが、結構疲れが溜まっているので歩きは断念。バスに乗ろうかと思ってしばらくバス停で待ってみたのですが、目的のバスがなかなか来ません。今日は諦めて西門町に戻ることにします。
ちなみに駅に向かい始めてしばらくしたら、さっきまで待っていたバスに追い抜かれました。バス停を離れた直後に来たらしい。ちょっと悔しい。

②台北101
電車に乗る前に、駅直結の台北101をちょっと覗いてみます。上階は高級店が多いようだったので、地下へ。
フードコートなどもありましたが、結構な混み具合。ここで食べるのはやめておきます。
うろついたのは専らスーパーとお土産売り場。裕珍馨というお店で棗と胡桃のお菓子を買ってみました。賞味期限が近いため、30元引き。近いと言ってもまだ30日近くあったので、ラッキーでした。

③ふたたび、台北101駅
来るときは気付かなかったのですが、台北101駅構内にはちょっとした展示スペースが。この時は、故宮博物館の所蔵品を出張展示していたようです。こんなところで見れて、ちょっと得した気分。