2017年5月30日火曜日

ホイアン旅行記④ホイアン2日目-1【迷子】

ホイアン2日目の朝。目覚まし時計より早く目が覚めました。どこかで鶏が鳴いている。のどか~…。
さあ朝食!と勇んでロビーに降りて行ったら、まだ10分前でした。スタッフさんから、「まだ全部整ってませんが急いでるなら良いですよ~」と言われました。…一旦部屋に戻ります!ついでにこの時、wi-fiの接続ができていなかったので、パスワードを聞き直しました。間違えて隣にメモされていた飲食店の名前を入力していたことが判明。重ね重ね、恥ずかしい…!


1.朝食

朝食時間開始から15分後くらいに経ってから、再度朝食会場へ。それでも一番乗りでした。待ちかねていた人みたいだよ!待ちかねてたんだけどさ。
ここの朝食ブッフェは、毎日日替わりで麺類がオーダーできるのだそう。初日はミークワンでした。ダナンの名物料理らしいです。

卵を絡めた麺にナッツ、煎餅、肉、野菜が載っている。うまー。
しかしやっぱり載ってる生野菜。お腹のことを考えたら食べてはいけないのですが、結局大半食べてしまいました。他の具材に接してる時点で同じことでしょ!という言い訳の元…。だめじゃん。
あとはホワイトローズ等。と、デザートにヨーグルトとドラゴンフルーツ、パッションフルーツも。朝から食べ物が美味しいと元気が出ます~。


2.午前中の目的地はマーブルマウンテン!

さて、今日はマーブルマウンテンに登ります。これがホイアン滞在中、唯一町を離れる観光です。
実は滞在中の天気予報が全て雨だったので、「晴れた時点で行く!」と決めていたのでした。結局ずっと晴れてましたけどね。

①マーブルマウンテンとは
日本語だと五行山、ベトナム語だとグハインソン。英語だとマーブルマウンテン。大理石でできた5つの山をまとめてこう呼びます。ネーミングまんまですね~。
5つの山にはそれぞれ、五行=金・木・水・火・土の名前が付けられています。5山全てを巡るとご利益があるのだとか。でも観光で行くのは「木」の山、トゥイーソンだけです。
山頂からの景色や、山の上にある寺院や仏像、洞窟等、見どころが色々あるというのがその理由です。その人気ゆえに観光客用の設備も整っていて、中腹まではエレベーターで行けるのだとか。
ついでに孫悟空が封印されていたという伝説もあるそうです。探せば「天上天下唯我独尊」の石碑があるそうですが…。私には見つけられませんでした。

②行き方
ホイアンの概要でもざっくり書きましたが、ここに行くのにはツアー、タクシー、ローカルバスのうちどれかを使うことになります。
私が使ったのはローカルバス。1人でツアーというのも微妙だし、かといってタクシーは割高だし…ということで。


3.そしてさっそくの迷子

①迷子です。
一休みしたらバス停へ出発!そしていきなり迷子に!
グーグルマップの道順通り進んで行ったのですが、かなーり民家が密集している地帯だったのでした…。道を間違えたかとも思いましたが、標識を見ると確かに合っています。グーグルマップ、時々すごい道を案内してくる…。
ここ観光客が来るとこじゃないよな~…と思いつつも。途中、地元の方々の買い物の場と思しき市が立っていたりもしました。

市場のメモ。
あと民家の前を行ったり来たりしていたら犬に吠えられました。そうだね、不審者だね。
優秀な番犬さんです…。

どうにか民家地帯を抜けると、大通りに出ました。実はこの通りを進んで行けばちゃんとバス停に着けたはずだったのですが、目印にしていたホテルが見つからず。軌道修正をしようと旧市街地の方向に進んでしまいました。

どういう道を通ったのか、気が付いたら旧市街地のど真ん中。そして目の前には丁度、入ってみたかったお茶屋さん「リーチングアウトティーハウス」が!疲れたし、ここでお茶休憩です。

②Reaching out tea house


静かで良い雰囲気です。
このお店、やりとりが筆談形式なのです。注文にもオーダーシートを使用。聴覚障害のある方が働いているためらしいのですが、言葉が不自由な旅行者にとっても優しいシステムですね~。席に着いた段階で、冷たいお茶のサービスがありました。生き返る!折角なので3種類のお茶が飲めるテイスティングセットを頼みました。お値段は134,000ドン。日本円にして700円くらいですが、この界隈にしてはだいぶお高めの値段設定です。

テイスティングセット。それぞれのお茶に合わせたお茶菓子付き。
ハーブティー、烏龍茶、ジャスミンティーのセット。お茶はそれぞれポットに入って来て、茶こしを使って自分で注ぎます。飲むためのコップがかなり小さく、何度か溢れさせてしまいました。あぁぁ…もったいない…。
ともあれ、美味しいしお茶をたっぷり飲んで、良い休憩が取れました!お会計の時にはポストカードと系列店のショップカードもいただきました。紙もの好きなので、これは結構嬉しいです。

③再出発、そして乗車!
道順を確認して再出発。地図を頼りに進んでいくと、先ほど通った道に出ました。結構歩いても見えてこないのでちょっと不安になったものの、道の名前を確認したら合っているもよう。このあたりは観光客も少ないようで、そわそわ…。ともあれ、バス停は発見できました。良かった!

このバスに乗りました~。

バスが停まっていますが、中にはだれもいません。乗って良いのか分からず周りをうろうろ…。近くにあったお店(露天)でペットボトルの水を購入したり。そうこうしているうちにバスに人が乗り始めたので、真似して乗車。
ようやくマーブルマウンテンに出発です!

2017年5月29日月曜日

ホイアン旅行記③ホイアン1日目

約2時間のフライトの後、ようやくダナン国際空港に到着です!
現地時間では17:20ですが、時差2時間なので日本はもう19:20ですね。


1.空港からホイアンまで

①ダナン国際空港
最初に目に入ったのは草むら。着地地点のちょっと手前まで土の地面でした。さらに格納庫に錆が浮いていたり、到着後の通路の電気が半分消えてたり…。香港国際空港とのギャップが激しくてちょっと戸惑います。出てすぐのところの電気が一部消えてたりするのも不安を煽る…。
日本人はパスポートだけで入国できますが、ビザが必要な国も多いようです。ビサの記入台(?)が少なく、行列ができていました。
ちなみに入国時は宿泊ホテルや帰りの航空券などを提示しなくてはならないと聞いていたのですが、実際にはパスポートのチェックだけでした。普通にスタンプを押されてちょっと拍子抜け。

さて、ここからホイアンまではホイアンエクスプレス のシャトルバスに乗ります。
出国してすぐのところにプラカードを持ったスタッフさんが立っててくれました。見つけやすい場所にいてくれてありがたい!18時発で予約していたので、ここでちょっと待機です。
しかし、どうやら他の乗客が間に合わなかったもよう。18時を少し過ぎた時点で乗り場に案内されました。

②ホイアンエクスプレス
車は12人乗り。ホームページに載っていた写真とは若干見た目が違うようです。それにしてもこれを1人で貸し切り状態…。割に合わない客だったろうなあ。
最初のスタッフさんとはここでお別れ。他の人が運転席に1人、後部座席に1人乗りこみました。最初、後ろの人もお客さんなのかな?と思ったら、どうやら違うようです。
運転手さんにベトナム語(?)で話しかけられるも、後部座席の人に向いているのか私に向いているのかもわからず。ひたすら困惑。その後片言の英語で私のほうを振り向いて「Are you one ?」「Is your hotel Cozy hoian?」など訊かれる。「一人か?」ということなのか。とにかくYesと答えたもののちゃんと通じているのか不明…。お互いに片言状態だとよく分からない感じになりますね…。

乗っているうちに段々、「これ私大丈夫…?」と不安に…。外の風景も、空港周りには軍事施設らしきものなどが見えるし、バイクはすごい勢いで走って行くし。あとクラクションがすごいんです。いちいちびくっとなります。そしてどんどんさびれていく車窓風景。空港から遠ざかるにつれ、明かりが見えなくなってきます。周辺の様子もほとんどわかりません。

最初は1クラクションごとにびびってましたが、段々慣れてきました。

怖くなってグーグルマップを確認したら、一応ホイアン方面に向かっていることはわかりました。でも、じゃあホイアンってどんなところなの…?大変なところに来てしまったのでは…?と、悶々。このへんは写真を撮る余裕が全然ありませんでした。精神的に。
(帰路は昼間に通り、そのあたりは発掘中の遺跡だったと分かりました。暗いはずだよ。)

しかしそうこうしているうちに、段々ホイアンらしき景色になってきました。ネットで見たとおりの景色でようやくほっとします。後部座席の1人はホイアンに入ってすぐ降りていきました。結局何者だったのかは不明のままです。しかも手ぶらだし。
ホテルに着くと、スタッフさんが入口で待っていてくれていました。どうやら運転手さんがホテルに連携を取っていてくれたようです。途中電話を始めたぞ…?とは思っていたんですが、これだったんですね。
振り返ってみるとかなり行き届いたサービスだったんだなあ。勝手にびくびくして申し訳なかった…。


2.ホイアンに到着!

①ホテルCozy Hoi An Boutique Villas
1・2日目はCozy Hoi An Boutique Villas に泊まります。ホテルのロビーではフルーツとジュースが用意されていました!人心地つきます~。しかも美味しい。
スイカとドラゴンフルーツ。ジュースはパッションフルーツ。
状況も相まって最高でした。

食べ終わった頃を見計らって、スタッフさんがホテルの説明などをしてくれました。夕飯をここで食べられるかと訊くと、「今日はもう終わった」とのこと。…ホームページには24時間ルームサービスOKと書かれていたのですが…。でも、代わりに(?)名物料理ごとにオススメのお店を教えていただきました!
その他翌日の朝食の時間やwi-fiパスワードなども一通り書き込んでくれました。口頭だけだとよくわからなかったのでこれは助かります~。あとはツアーの案内もいただきました。参加したい場合は内線で知らせてくれれば良いとのことでしたが、これは結局利用せず。

部屋にはボーイさんが荷物を運んでくれました。2階、階段上がってすぐのお部屋。ついでにこの時「これはフリー、これは有料」と指差しで教えてくれました。これも助かります~。果物と水と、コーヒー類は無料サービス
部屋の内装はネットで見たとおり。きれいです。案内された時点では窓が開いていたので、まずは窓を閉めて冷房を入れるところから。このへんは文化の違いでしょうか。日本なら窓は基本閉めてるよなあ。ちなみに窓を開けていると何やら歌声が聞こえてきます。近くに若者が集まるバーとか…カラオケとか?でもあるのでしょうか。

②両替…?
取り敢えず荷物を置いた後。カウンターへ両替に。が、日本円は扱っていないとのこと!な、なんだってー。ホームページでは「両替OK」の記載だけだったし…。
「銀行で両替ができる」と言われたものの、時刻は既に19:30頃。辿りつける気がしませんよ??

どうしたものかと思いつつ。取りあえず外へ。すると徒歩すぐのところにツアー会社が!「両替」の看板も出ています。ダメもとで日本円は扱っているかと訊いてみると、OKだとのこと。レートは1万円=1850000ドン。桁が大きすぎて何が何だか…。レートが良いのかどうかはまるで分からないけれど、とにかくお願いすることにしました。
この時、両替をお願いした後で「手数料150000ドン」と言われたのですが、最終的に渡された金額は1850000ドンちょうどでした。何だったのか…。

こういうやり取りになっていたと思われます。
(英語力不足でちゃんとは理解できてない…。)
ちなみに後でいくつかのお店を覗いたところ、町中ではわりと平均的なレートでした。可もなく不可もなく。…ということは、手数料を渡していたら相当悪いレートだったということ…?

③やっぱり方向音痴。
さて晩御飯!まずは紹介されたバインミーのお店に向かおうとするも、辿りつけず。制限エリアの外だったので、バイクがガンガン走っていました…。暗くて風景も分からず、かなり怖い。

早々に諦めて町の中心部に向かってみます。
紹介されたお店の中では「モーニンググローリー」が近そうだったのですが、それすら見つけることができませんでした。この時点で21時近く。食事が終わって戻る時に真っ暗になっていたらホテルに帰れないかも…。というわけで、諦めて戻ることにしました。

取り敢えず部屋に戻って果物を齧ります。食べたことがない緑色の果物。青臭くてちょっと苦手…。結局一口しか食べれませんでした。本日の晩御飯は以上です…!
ここまでテンションだだ下がりですが、シャワーが予想以上にしっかりしていて、ちょっと元気になりました。単純。ホテルの(特に海外の)シャワーってお湯が出にくかったり弱かったりしがちだし、結構心配だったのでした。

ともかく、後は翌日に丸投げ。色々放置して眠ってしまいましょう!

2017年5月28日日曜日

ホイアン旅行記②香港観光

1.香港駅着

エアポートエクスプレスに乗ること25分、香港駅に到着です!駅を出た途端にぶわーっと海のにおい。港町ですね~。
ここから、まずはピークトラムの駅に向かいます。ピークトラムは香港で最も高い場所「ビクトリアピーク」へ一気に駆け上がる登山電車。時間が遅くなるほど夜景目当ての人出がすごいことになるそうです。というわけで、空いている早朝のうちに向かうことに。

朝の散歩をしているおじいさんやジョギング中の人などが見かけられます。のどかな風景。しかし目的の場所には一向に辿りつけず。工事現場のようなものに突き当たり、さすがに道を間違っていると気付きました。
一応近づいてはいるようですが、ビル街に入り風景もわかりづらく。周りは段々散歩の人→通勤の人になってきました。あわわ都会…。
歩道橋の上から道の名前を確認したり、空港でもらった地図を広げたりして正しい道を探します。この地図に通りの名前が細かく書いてあったので、かなり助かりました~。

下調べの時にチェックしていたパシフィックプレイスに辿り着き、ようやく自分がいる正確な位置が掴めました。

おそらくこんな道筋だったものと思われます…。

相当な大回りをしていたことが判明…。ちなみにパシフィックプレイスまでは無料のシャトルバスが出ているそうです。私レベルの方向音痴なら、多少時間がかかってもシャトルバス使った方が良かったかも。
結局ピークトラムの発着所に到着する頃には7:20になっていました。丸1時間は歩き回っていたことになります。ひい…。
既に何事かやり遂げた気分です。まだ何もしていないんですが。


2.ビクトリアピークへ

①ピークトラム
チケットカウンターで50香港ドルを追加チャージして、ピークトラムに乗車。…どのみちカウンターに寄るのであれば別にオクトパスカードじゃなくても良かったかも?32香港ドルで往復。
本当は最後尾で景色を見下ろすのがオススメらしいのですが、うっかり先頭に乗ってしまいました。観光客は後方車両に集まっていたもよう。先頭車両は地元民らしき人々ばかりでした。(外の景色に関心なさげ…。)

ピークトラムの車両。レトロな2両編成でした。

トラムは思った以上の傾斜でした。ジェットコースターのゆっくり版のような感じ…?ぐいぐい登って行きます。前半は民家の横を通っていたのに、いつの間にかビル街を見下ろしている!これ単体でも結構楽しい。

②パシフィックコーヒーで朝食
到着後、まずはパシフィックコーヒーを目指します!景色がよく見えて早朝からやっているお店だとのことだったので、まずはここで朝ごはん。イングリッシュミルクティー(35香港ドル)とマッシュルームキッシュ(28香港ドル)を注文しました~。…ミルクティー、一番小さいの頼んだのに驚きのサイズです。

ビル街を見下ろしつつ朝食。贅沢気分~。

しかしここで失敗2つ。
まず1つめ、合計63香港ドルで73香港ドルを渡したはずが、レシートの記載は70香港ドル→お釣りが7香港ドルになってました。後で確認したら、受け取ったお釣りも確かに7香港ドル。その場で確認すべきでした…。差額3香港ドルを失う。
そして2つめ。フォークとナイフが若干汚かったので、持っていたウエットティッシュで拭いてしまったのです…。が、フォークに臭いがついてしまい、キッシュの味が残念なことに。ナプキンで拭く程度にしておけば良かった…。

ともあれ、絶景は評判通り。しばし景色を眺めぼーっとしました。段々欧米人のお客さんが増えてきましたが、殆どの人が外のテラス席に向かいます。中で食べている人は依然少なく、窓に向かうカウンター席をほぼ独占。贅沢!

③ビクトリアピーク散策
お店を出てもまだ他の店舗は準備中。ビューポイントに向かいます。

香港の街を見守る狛犬たち(?)

手すりに狛犬のようなものがいっぱいついていて何だか楽しげです。香港の街を見守っているんですかね?ここには建物の名前付きの地図がありました。日本語もあったけれどピークが「ピク」になっていたり。いつ作られたものなんだろうか…?

しばらくうろうろした後下山。帰りもピークトラムに乗りました。この時間から下りる人はほぼいないらしく、ほぼ貸し切り状態。地元民(というかビクトリアピークのスタッフ?)らしき人が乗っているだけでした。山頂のお店のほとんどはこれからオープンですもんね。

駅に着いたら、ピークトラムの看板のところに人工滝(?)が流れていました。朝は営業時間的にまだだったんでしょうかね。ちなみにピークトラムを降りてまず思ったのが、「空気…臭っ」ということ。都会特有の臭い、空港を降りた時は全然感じなかったのですが…。それだけ山頂は空気がきれいだったってことですかね。


3.香港の街を散策

①セントジョンズカテドラル
ピークトラムの駅からすぐ傍のセントジョンズカテドラルに立ち寄りました。
日本語のパンフレットも置いてありましたが、そちらでは名前が「聖ヨハネ大聖堂」となっていました。

教会入口から。

高い天井ではファンが回っていて、ステンドグラスや門のつくりも良い雰囲気です。「お祈り中は写真撮影をご遠慮ください」と注意書きがあったので、中の写真はありません。
後で解説を見たら、一時期日本軍が占領してクラブとして使われたり、内装品がはぎ取られたりしたらしいです。うーん、事前に背景調べておけば良かったですね…。

②街中へ
時間が余ったら、ガス灯とコンセプトスタバのあるらしいDuddle street に行くつもりだったのですが、結局そこには行けませんでした。
でも、トラムや路地などを横目にうろうろするのもなかなか楽しかったです。

香港ってこういう風景のイメージありませんか?

歩いてる中で思ったのは、セブンイレブンとスタバ、あとマックが多いな~、ということ。その他吉野家とサークルKも見かけました。
ちなみにうろついている間、「九龍行のフェリーは何処から乗れますか?」と訊かれました。やっぱり知らない言語(広東語なのか?)で。1人で歩いてると地元民ぽく見られるのだろうか…。

ところで、香港はトイレが汚いらしいと聞いていたので、できるだけきれいそうな商業施設を見たらトイレに行こう!と思っていました。エアポートエクスプレス直結の建物がきれいだったのでそこへ。ついでにこの建物の中でお昼にしようと思ったものの、さすがにお高めなお店ばかり。所持金不足で断念。ということで、ファストフードに路線変更です。
丁度11時頃。朝食から昼食メニューに移行中の微妙なタイミングでした。外から見て良さそうだったお店はほぼ売り切れ状態のモーニングメニューしかなく、これも断念。

③Take eat easy で昼食
代わりに入ったのは「Take eat easy」という名前のお店。どうやらチェーン店のようですね。オクトパスカードならタブレット画面で注文を完了できる、観光客にも優しい仕様です。しかし残高がないので現金で普通に注文。

コーヒーもセットで、確か29香港ドル。
(レシート紛失して正確な値段が不明…。)
コーヒーは甘いやつでした。缶コーヒーの微糖くらい。香港ではコーヒー=基本的にミルク入りなんですね。
味は…まあ、ファストフードだしなあ、という感じ。あ、目玉焼きは丁度良い半熟でした。トーストに乗せると美味しい。それにしても目玉焼き2枚って日本じゃなかなか見ないような気がしますね。


8.空港へ

①空港に戻ります。
乗り継ぎの手続きがちょっと心配だったので、早めに空港へ。帰りもエアポートエクスプレスで楽々です。1日以内の往復ならなんと片道料金でOK。すごい料金設定…!

案の定空港内でもプチ迷子になりました。潔く(?)インフォメーションセンターで質問。フライト情報の紙を見せたら、カウンターの場所や行き方等を教えていただけました~。
ちなみにチェックインカウンターでの手続き時は、搭乗券にぐいぐい書き込みつつ「この時間には絶対に搭乗口に来てね!」と念押しされました。カタコトの英語で心配されたのかな…。

ここでおやつ休憩に…と思っていたのですが、丁度お昼時に当たってしまいました。空港内の飲食店はどこもかなりの混雑ぶり。取りあえず出国してしまうことにしました。搭乗口はまだ確定していなかったのですが、まあ出てすぐのところにもお店とかあるでしょう!ということで。

②出国
しかし、チェックインの後に待ち受けていたのは地下鉄のホームのような空間。「…?」と思っていると電車が滑り込んできました。この電車、空港内をすごい高頻度で走っていて、搭乗口の最寄まで送り届けてくれるのだとか。

ホームに電車がやってきた。でもこれ空港内!
…空港のスケールが半端ない…!正直香港で一番びっくりしたのがコレかも。

ひとまず一番手前の駅で降りたのですが、どうやらそこが一番飲食店の充実しているエリアだったようです。食べてみたかったエッグタルト(20香港ドル)をここで購入。ついでに水(18香港ドル←高い…。)も。エッグタルトは思ったより甘くなく、温かい。疲れているせいかちょっと胸焼けしてしまいました。…よく考えたら朝から卵ばっかり食べている!
ここの飲食店は座席は係の人が「あなたはここ、あなたはこっち」というようにどんどん案内していくスタイルでした。当然相席。食べ終わった頃に掲示板を見たらゲートが決定していました。離れたゲートだったので、また先ほどの電車へ。

やっぱり時間は正確で、16:05に搭乗が始まりました。今回はゲートから徒歩でタラップを上がって行くスタイルでした。讃岐うどんの文字がはっきりと見える!

香港-ダナン間なのに、なぜか機体名はSanuki Udon 。

いよいよベトナムに向けて出発です!

ホイアン旅行記①羽田~香港

旅行記第1回目です。「ホイアン旅行記」と銘打っていながら初回は香港まで。


1.羽田空港

まずは羽田空港へ!実は羽田空港から国際線に乗るのすら初めてだったりします。色々心配で、搭乗開始3時間前には空港着くように出ました~。

チェックインは一応ウェブで済ませて来たのですが、荷物を預けるためにカウンターに寄らなければなりません。私は香港で一旦出国しますが、身軽にしておくために荷物はダナンまでスルーに。
香港での乗換時の説明もここのカウンターで受けました。「一旦出国してもOK」とのお墨付きをいただき、安心。

しかしここでカウンターの人に「ベトナムはビサ…あ、いらないんですよね?」と聞かれる。ちょっと焦る…。

時間もあるので空港内をうろうろ。チェックイン前のスペースは和風な作りになっていて、ベンチが茶屋風だったり、日本橋の模型(?)があったり。凝ってるなあ。
展望デッキにも出てみました。JALやANAのジャンボジェットと、LCCのエアバス…。比較すると随分大きさが違うんですね。それにしても、「これからあれに乗るんだ!」と思うとなんか気分が盛り上がります~。

ANA機しか写ってない(笑)

チェックイン後の空間も思った以上に広かったです!自分が向かう搭乗口はかなり端っこの方…。余裕を持って向かえて良かったです~。


2.香港エクスプレスに乗る

これから乗るのは香港エクスプレス。香港のLCCであるがゆえに、この時点で案内はほぼ英語・広東語のみに…。ちょっと不安になってきます…!
座席番号が後半の人から搭乗始めたりとか、色々スムーズでした。出発時間も正確!

あと、機体ごとに名前が付いているのですが、今回は「手羽先」(写真撮りそびれました…。)さらに香港―ダナン間は「讃岐うどん」。ダナン―香港間は「腸粉(香港名物)」。香港エクスプレスが通っている土地の名物が機体名になっているのだそうです。何だか楽しげ。

機内食&飲み物は有料。LCCってそうなんですね。機内は飲食物持ち込み禁止とのことだったので、ペットボトルの水だけ注文しました。が、このへんのルールは結構ゆるゆる。チェックも何も無い…。周りの人はかなり色々持ち込んでいる風でした。
ボトルの水とかはチェックイン後に買ったのかもしれませんが、タンブラーでコーヒー持って来てる人とかも。それは…家からだよね…?

ちなみに機内食の配布と前後して、外国人用に香港の入国手続き書類が配られました。座席でゆっくり記入できたのはなかなか有難かったです!


3.香港国際空港

①到着!
朝4時に香港国際空港着。日本時間では3時なので、結構眠い…。飛行機を降りたらイミグレーションカウンターのある建物までバスで送り届けられました。
イミグレーションは記入した書類とパスポートを見せるだけ。口頭の確認は特にありませんでした~。あと、パスポートにスタンプ捺さないんですね。その代わりなのか、小さな紙2枚を渡されました。
このうち1枚を、出国時にカウンターに出すのだそう。なくしたら大変だ…。

さて、次は市街地まで出る「エアポートエクスプレス」に乗ります。空港から直結している電車で、市街地まで最速で行ける乗り物なのだそう。日本で言うと成田エクスプレスみたいな感じでしょうか。乗ったことないけど。
始発が5:50。到着時点ではまだ入り口にシャッター降りてました。最初の電車までの間に、色々と必要なことを済ませます~。

・空港内で配布されていた日本語の地図を入手。
 これは結構役に立ちました!
・同じく割引券もゲット!…こちらは結局使いませんでした。
・空港内のwi-fiに繋ぎ、スマホを使うための手続き。
・自動両替機で両替。レートは1円=0.0606香港ドル。5,000円が303香港ドルになりました。

自動両替機は便利でした~。お金を入れたら自動的に通貨とレートが表示されます。空港はレートが良くないそうですが、良い両替屋さんを探すようなスキルと余裕は私にはありませんしね。便利さ最優先です。

②エアポートエクスプレス
エアポートエクスプレスのゲートが開くと同時に、駅へ向かいます。向かうと言っても完全に直結しているので、待機していたベンチから徒歩数十秒くらいです。想像以上の近さ!
そしてここでオクトパスカードというものを購入!オクトパスカードは日本で言うSUICAみたいなもので、電車やバスに乗ったり、買い物、飲食などにも利用できる優れもの。デポジット50香港ドル+チャージ100香港ドルで購入できます。
ここのカウンター、オープン直後から列ができてました。ギリギリ始発が出る前に購入できて良かったです~。到着駅で購入しても大丈夫らしいけれど、早めに持っておいた方が安心できるかなと。
ちなみに、列に並んでいる時知らない言葉で(広東語だろうか…。)で「何の列ですか?」みたいなことを訊かれました。英語で答えたけれど通じてなかったもよう…。

エアポートエクスプレスはかなりゆったりめで、座席数>>乗客数。窓も大きくてゆっくり景色が見られます。出発後まもなく、いわゆるペンシルビルとか港とかが見えて、「香港だ!」って感じ。
建設中のビルもちょくちょく見かけられます。

船!ビル!位置としては九龍あたりでしょうか。

これから半日の香港観光がスタートします~。

2017年5月27日土曜日

ホイアン旅行②ホイアンってどんなところ?

さて、行先に定めたホイアン。ベトナム中部にある小さな町です。


だいたいこのへんです。

かつては日中の貿易の要所として栄えていたのだそう。しかし日本の鎖国や潮流の変化等からベトナム中部の貿易の中心はダナンへと移行。その後も当時の建物は残り続け、ついに町全体が世界遺産に。一大観光地となり今に至ります。
日本ではあまり知名度は高くありませんが、欧米人の旅行先として結構人気があるのだそうです。(実際欧米人だらけでした…。)


1.見どころについて

①世界遺産の町
雰囲気のある木造建築、黄色や水色の塗り壁等々。独特の雰囲気がある町です。中国風な建物があったり、日本の影響も色濃かったり。
保護地区である旧市街地は車が通れないので、結構のんびり見て回れます。さらに18時以降はバイクも通行禁止に。夜の方が安全かもしれない、ちょっと稀有な環境です。
ただし一歩外に出ると、信号もない中で車もバイクもガンガン走ってます。そこは典型的なベトナムなんですかね。まだ都会の方に行ったことがないので比較はできないんですけどね…。

②ランタンの町

月に1回ランタン祭りが開催されます。が、祭りの時以外も至る所でランタンが見かけられます。夜は一斉に光が灯り、昼間とは全く違った雰囲気に。なかなか幻想的です。
屋台やお土産物屋さんでもめっちゃ売ってました、ランタン。

③毎日ナイトマーケット!
18時~20時は毎日ナイトマーケットが開かれます。場所はアンホイ島。ホイアンの中心地から短い橋で繋がっている島です。ナイトマーケットの時間には、ここにたくさんの屋台が軒を連ねます。もちろんランタン屋さんも多数。
ナイトマーケット自体も賑わっていますが、灯りを眺めながらテラスでディナー…みたいなのも人気らしいですね。

④オーダーメイドの町
元々絹の産地でもあり、テーラーが多いのだとか。そこから発展して、今ではスーツ、ドレス、普段着、鞄、靴など、大体のものは作れるそうです。なんと2日で靴が作れるらしい(最短半日でも可能なのだとか!)と聞き、ぜひやってみたかったのですが…。
体力とかコミュニケーションとか考えて、割と早々に諦めてしまいました。これについてはちょっと心残りです。

⑤川沿いの町
小さな船で漕ぎ出して灯篭流し…等、風情のあるイベントが行われています。アンホイ島の向こう側にはさらに大きな川も。対岸の島に渡る船や、ディナークルーズ用の大きな船が出ていたり。
ただし雨季には水没してしまうところも多いらしいです。

⑥ビーチが近い
頑張れば徒歩で行ける位置にビーチがあります。
そのせいかリゾート感のあるホテルも結構多いです。プールとかフィットネス施設とかがついてたり。
ちなみに空港のある町ダナンはさらに大規模なビーチがあるそうです。空港を出てダナン方面に向かう人々にはとてもバカンス感が漂っています。



2.食べ物について

事前に調べて分かったのが、「とにかく水に口を付けてはいけない!」ということ。これはホイアンに限ったことではなく、ベトナム全体の注意点らしいです。
水道の水はもちろん、生野菜(水で洗ってるから)、氷(水道水を凍らせている場合がある)も駄目。…そこまで警戒しなくちゃいけないベトナムの水って…。怖…。
…とか言いつつ、結局食べちゃったんですけどね。生野菜も、氷も。「ホテルの食事ならちゃんとしてるだろ~」という言い訳の元。何ともなくて良かったです。

ついでにホイアン三大名物というのがあって、
・カオラウ(汁なしのうどん)
・ホワイトローズ(エビのすり身などが入った蒸し餃子みたいなもの)
・揚げワンタン(そのまんま)
この3つはホイアンでしか食べられないのだそうです。取り敢えず全部食べてきました。
↑ホイアン3大名物料理。大体こんな感じです。

もちろん、ベトナム全土の名物であるフォーやバインミー等も食べられます。
私は食べそこないましたけどね…。


3.交通について

①日本からダナン国際空港まで
ホイアンの最寄空港はダナン国際空港。日本からの直行便もあり、4~5時間くらいで着きます。ただしやっぱり割高。
乗り継ぎ有りだと結構色々な選択肢があります。同じベトナム内のホーチミンやハノイを経由するのが一般的なようです。他に台北経由や香港経由なども。
私は香港経由で行きましたが、羽田→香港が3時間、香港→ダナンが2時間くらいでした。

②ダナン国際空港からホイアンまで
空港があるダナンからは車で1時間ほど。公共の交通機関はローカルバスのみです。それ以外だと事前に車を手配するか、現地でタクシーを捕まえるか。料金は大体以下のとおり。

・乗り合いシャトルバス 600円強(ネット予約の場合)
・ホテルの配車サービス 2,000円前後(ホテルによる)
・現地タクシー 1,000円前後(利用しなかったので詳細不明)
・ローカルバス 90円~150円くらい

私は「ホイアンエクスプレス 」のシャトルバス(という名前だけれど普通の車です。)をネット予約して行きました。帰りはホテルの配車サービス(有料)を利用。1人で乗るならホイアンエクスプレスが圧倒的にお得でしたね。
ちなみにローカルバスの値段に幅があるのは、「観光客は大目に請求される」という暗黙のルールがあるためです…。正式なお値段は一律18,000ドン(約90円)です。

③現地での移動
ホイアン自体は徒歩で回れる小さな町ですが、周辺にも見るべきところがあります。中には舟に乗らないと行けないところも多く、ツアーで行くのが基本のようでした。
…とは言っても、私が町の外でした観光はマーブルマウンテン1か所のみです。マーブルマウンテンはダナンとホイアンの中間地点にある山。先述のローカルバスのルート内だったので、それを使って行けました。
あとはバス停がちょっと中心部から離れているので、場合によってはそこからタクシーやバイタクに乗ることになります。私はバイタクに乗りました。正確に言うとバイタクのおじさんに捕まりました。


4.通貨について

通貨はベトナムドン(VND)。1万ドンが大体50円くらいです。一応日本でも両替は可能ですが、やはりレートは悪いとのこと。私は現地2か所で両替して、平均1万ドン=53円くらい。探せばもっと良いレートのところがあったのだろうと思います。
桁が大きすぎて値段の感覚を掴むのに苦労します…。さらに大体のものは1,000ドン単位からなので、1,000ドンのことを1、1万ドンのことを10と言ったりも。余計ややこしい…!
ちなみにお金はすべて紙幣で、100ドンからあるのだそう。しかし結局、滞在中見かけた紙幣は1,000ドン~でした。実は500ドン単位の買い物も1回したのですが(水3,500ドン。)、500ドン単位のお釣りは返って来なかったのでした…。

あとは一部ドル表記になってるお店も。ドンに換算して支払いも可能でした。発音も近くてさらに混乱する…。お店の人は口頭で言う時は「私達のドン」、「USのドル」として区別していました。


5.言葉について

ベトナム語。全然わかりません。取りあえず基本の挨拶だけ覚えて行きました。あとは「ことりっぷ会話帖」を買って必要そうなところをチェック。現地にも持参しました。


↑これです。スマホアプリも付いてました。

観光地では大体英語が通じてほっとしました!…が、シャトルバスやバイクタクシーの運転手さんなどはほぼ片言。そこだけ意思疎通の難易度が大変なことに。
町歩き以外のところでは、やっぱりベトナム語わからないと厳しいのかも…。

あと、ホテルの「対応可能言語」を見ると、ベトナム語、英語の他にフランス語が入ってることもちょくちょくありました。フランス統治時代の影響?



概要はこんなところでしょうか!
次回から旅行記に入りますよ~。

ホイアン旅行①日程のこと

初めての海外一人旅。ベトナムのホイアンへ行ってきました。
5月11日から15日までの3泊5日。乗り換えで香港にも立ち寄りました。


1.日程

ざっくりとした日程は以下の通りです。

5月11日
00:25 羽田空港発
04:00 香港国際空港着
(香港観光)
16:25 香港国際空港発
17:20 ダナン国際空港着

5月12・13日
終日 ホイアン観光

5月14日
午前中 ホイアン観光
18:00 ダナン国際空港発
20:50 香港国際空港着
23:50 香港国際空港発

5月15日
05:00 羽田空港着

3泊5日とは言ったものの、ちょっと微妙なところで。
家を出る日を含めると+1日だし、飛行機の中で迎える最終日を除くと-1日なんですよね。往復とも深夜便だったのでした。


2.なぜ3泊ホイアン旅行にしたのか?

まずなぜ旅行先にホイアンを選んだのかと言うと、以前フリーペーパーで特集されていたのを見たからです。ランタンがきれいで、ご飯がおいしい町。ということで。単純…。
ちなみにその時の特集で「一人でも入りやすいお店」として紹介されているお店も。(結局そのお店には行きませんでしたが…。)一人旅の行先としてアリなんだなあ、と思ったのでした。

その時は交通の便とか、海外初心者に向いてるかどうかとか、全然考えてなかったんですよねー…。結果、なかなかハードな感じになってしまいました。

さらに、同じ町に3泊にした理由ですが、これは「オーダーメイドができる」との情報を見つけたからです。
ホイアンの町中にはオーダーメイドができるテーラーが多数あるのだそうで。中でも靴のオーダーに興味があり、2日目に注文→最終日に受け取り、というスケジュールが可能なように3泊に決めました。
結局オーダーメイドは土壇場で諦めたので、結果的にかなり長い時間を観光に取ることになったのでした。

ついでに、香港に立ち寄ったのは完全にたまたまです。フライトの都合上空き時間が生じてしまったので…。でも結構楽しかったので、これも結果的には良かったです。
長くなりそうなので、そのあたりの手配の過程についてはまた別の機会にまとめます~。