2018年10月7日日曜日

台北旅行⑪3日目-4【九份からの帰路】

元々は九份に留まって夕暮れを見届けるつもりだったのですが、大まかに一周した今14時。夕暮れまでまだ4時間以上あります。
どこかのお茶屋さんに入るにしても長すぎる。しかしアップダウンの激しい土地柄、歩き回るのもしんどい。
阿妹茶酒館の印象の薄さが追い打ちとなり、何だか「もういいかな……」という気持ちが高まってまいりました。結局その後は少しうろついた後、台北に戻ることに。

1.帰路


①軽便路
バス停に戻ります。お店の少ない軽便路へ。事前情報通り、この道は結構空いていました。民家や民宿などが多いようです。老街の裏といった趣。
個人的にツボだったのがこちらの建物。

一見不通に建物が並んでいますが……。
壁しかない!

なぜか屋根と床がすっぽり抜けています。
扉を開けたら異世界に繋がってそう……という想像(妄想?)が掻き立てられます。「千と千尋の町」という先入観がそうさせるのか。単に中二病なのか。

②バス待ち
そしてバス停。ちょっと想像以上に混んでます。電光掲示板を見ると、何台かのバスの番号の後に「本日運休」らしき表示が。何かあったのか、単に曜日の問題なのか。
周りの人の会話から何か分からないかな? と思ったのですが、日本語が全く聞こえてこきません。ちょっと心細くなってきます。

1台目は満員で見送り、2台目に乗車。合計待ち時間は約50分。
帰りはバス1本で台北まで行ってしまうことにしました。もし駅も混んでいたら、鉄道に乗るのも苦労しそうだし……。

それにしてもこの時間でこの混雑とは。日が落ちた後はどうなってしまうのでしょう? 日没直後が一番混むとの口コミは目にしていましたが、想像以上なのかも。怖い。


2.バスとMRTで移動


①台北へ
帰りのバスは窓際に座れました! ラッキー。
このバスの窓はサングラスみたいな素材で、景色を見てもまぶしくない仕様でした。
後から見返したら、この窓越しに撮った写真がやたら雰囲気あって面白かったです。

フィルターがかかったような車窓風景。

台北までの道中は高速道路に乗るので、シートベルトを着用。アナウンスは全然分かりませんでしたが、周りの動きで何となく察せました。
鉄道とは当然ルートも違うので、見える景色が全く違います。ちょっと得した気分。
でも高速に乗った後は寝てしまったので、どんな感じだったか不明です。……海外の交通機関で寝るのは本当は良くないですよね。

②松山で下車
高速を下りてしばらくすると、電光掲示板に「松山」の表示が。これは昨日行きそびれた「松山文創園区」の近くなのでは? と思い、慌てて下車。
しかし下車後に地図を確認してみて、失敗だったと判明。むしろバスの終点「忠孝復興駅」まで行ってしまった方が、乗り換えなしで行ける分楽だったのでした。

(どこだったか不明……。)MRTだけど地上に駅がありました。


②MRTは通勤ラッシュ
気を取り直してMRTに乗車してみたら、何だか混み合っています。そういえば今日は平日。思い直して見回してみると、そこはかとなく学生さんが多いもよう。どうやら下校時間に当たったようです。
日曜日に乗って「観光のための電車」というような認識に陥っていましたが、日常の交通手段なんですね。そりゃそうか。

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