2017年5月27日土曜日

ホイアン旅行②ホイアンってどんなところ?

さて、行先に定めたホイアン。ベトナム中部にある小さな町です。


だいたいこのへんです。

かつては日中の貿易の要所として栄えていたのだそう。しかし日本の鎖国や潮流の変化等からベトナム中部の貿易の中心はダナンへと移行。その後も当時の建物は残り続け、ついに町全体が世界遺産に。一大観光地となり今に至ります。
日本ではあまり知名度は高くありませんが、欧米人の旅行先として結構人気があるのだそうです。(実際欧米人だらけでした…。)


1.見どころについて

①世界遺産の町
雰囲気のある木造建築、黄色や水色の塗り壁等々。独特の雰囲気がある町です。中国風な建物があったり、日本の影響も色濃かったり。
保護地区である旧市街地は車が通れないので、結構のんびり見て回れます。さらに18時以降はバイクも通行禁止に。夜の方が安全かもしれない、ちょっと稀有な環境です。
ただし一歩外に出ると、信号もない中で車もバイクもガンガン走ってます。そこは典型的なベトナムなんですかね。まだ都会の方に行ったことがないので比較はできないんですけどね…。

②ランタンの町

月に1回ランタン祭りが開催されます。が、祭りの時以外も至る所でランタンが見かけられます。夜は一斉に光が灯り、昼間とは全く違った雰囲気に。なかなか幻想的です。
屋台やお土産物屋さんでもめっちゃ売ってました、ランタン。

③毎日ナイトマーケット!
18時~20時は毎日ナイトマーケットが開かれます。場所はアンホイ島。ホイアンの中心地から短い橋で繋がっている島です。ナイトマーケットの時間には、ここにたくさんの屋台が軒を連ねます。もちろんランタン屋さんも多数。
ナイトマーケット自体も賑わっていますが、灯りを眺めながらテラスでディナー…みたいなのも人気らしいですね。

④オーダーメイドの町
元々絹の産地でもあり、テーラーが多いのだとか。そこから発展して、今ではスーツ、ドレス、普段着、鞄、靴など、大体のものは作れるそうです。なんと2日で靴が作れるらしい(最短半日でも可能なのだとか!)と聞き、ぜひやってみたかったのですが…。
体力とかコミュニケーションとか考えて、割と早々に諦めてしまいました。これについてはちょっと心残りです。

⑤川沿いの町
小さな船で漕ぎ出して灯篭流し…等、風情のあるイベントが行われています。アンホイ島の向こう側にはさらに大きな川も。対岸の島に渡る船や、ディナークルーズ用の大きな船が出ていたり。
ただし雨季には水没してしまうところも多いらしいです。

⑥ビーチが近い
頑張れば徒歩で行ける位置にビーチがあります。
そのせいかリゾート感のあるホテルも結構多いです。プールとかフィットネス施設とかがついてたり。
ちなみに空港のある町ダナンはさらに大規模なビーチがあるそうです。空港を出てダナン方面に向かう人々にはとてもバカンス感が漂っています。



2.食べ物について

事前に調べて分かったのが、「とにかく水に口を付けてはいけない!」ということ。これはホイアンに限ったことではなく、ベトナム全体の注意点らしいです。
水道の水はもちろん、生野菜(水で洗ってるから)、氷(水道水を凍らせている場合がある)も駄目。…そこまで警戒しなくちゃいけないベトナムの水って…。怖…。
…とか言いつつ、結局食べちゃったんですけどね。生野菜も、氷も。「ホテルの食事ならちゃんとしてるだろ~」という言い訳の元。何ともなくて良かったです。

ついでにホイアン三大名物というのがあって、
・カオラウ(汁なしのうどん)
・ホワイトローズ(エビのすり身などが入った蒸し餃子みたいなもの)
・揚げワンタン(そのまんま)
この3つはホイアンでしか食べられないのだそうです。取り敢えず全部食べてきました。
↑ホイアン3大名物料理。大体こんな感じです。

もちろん、ベトナム全土の名物であるフォーやバインミー等も食べられます。
私は食べそこないましたけどね…。


3.交通について

①日本からダナン国際空港まで
ホイアンの最寄空港はダナン国際空港。日本からの直行便もあり、4~5時間くらいで着きます。ただしやっぱり割高。
乗り継ぎ有りだと結構色々な選択肢があります。同じベトナム内のホーチミンやハノイを経由するのが一般的なようです。他に台北経由や香港経由なども。
私は香港経由で行きましたが、羽田→香港が3時間、香港→ダナンが2時間くらいでした。

②ダナン国際空港からホイアンまで
空港があるダナンからは車で1時間ほど。公共の交通機関はローカルバスのみです。それ以外だと事前に車を手配するか、現地でタクシーを捕まえるか。料金は大体以下のとおり。

・乗り合いシャトルバス 600円強(ネット予約の場合)
・ホテルの配車サービス 2,000円前後(ホテルによる)
・現地タクシー 1,000円前後(利用しなかったので詳細不明)
・ローカルバス 90円~150円くらい

私は「ホイアンエクスプレス 」のシャトルバス(という名前だけれど普通の車です。)をネット予約して行きました。帰りはホテルの配車サービス(有料)を利用。1人で乗るならホイアンエクスプレスが圧倒的にお得でしたね。
ちなみにローカルバスの値段に幅があるのは、「観光客は大目に請求される」という暗黙のルールがあるためです…。正式なお値段は一律18,000ドン(約90円)です。

③現地での移動
ホイアン自体は徒歩で回れる小さな町ですが、周辺にも見るべきところがあります。中には舟に乗らないと行けないところも多く、ツアーで行くのが基本のようでした。
…とは言っても、私が町の外でした観光はマーブルマウンテン1か所のみです。マーブルマウンテンはダナンとホイアンの中間地点にある山。先述のローカルバスのルート内だったので、それを使って行けました。
あとはバス停がちょっと中心部から離れているので、場合によってはそこからタクシーやバイタクに乗ることになります。私はバイタクに乗りました。正確に言うとバイタクのおじさんに捕まりました。


4.通貨について

通貨はベトナムドン(VND)。1万ドンが大体50円くらいです。一応日本でも両替は可能ですが、やはりレートは悪いとのこと。私は現地2か所で両替して、平均1万ドン=53円くらい。探せばもっと良いレートのところがあったのだろうと思います。
桁が大きすぎて値段の感覚を掴むのに苦労します…。さらに大体のものは1,000ドン単位からなので、1,000ドンのことを1、1万ドンのことを10と言ったりも。余計ややこしい…!
ちなみにお金はすべて紙幣で、100ドンからあるのだそう。しかし結局、滞在中見かけた紙幣は1,000ドン~でした。実は500ドン単位の買い物も1回したのですが(水3,500ドン。)、500ドン単位のお釣りは返って来なかったのでした…。

あとは一部ドル表記になってるお店も。ドンに換算して支払いも可能でした。発音も近くてさらに混乱する…。お店の人は口頭で言う時は「私達のドン」、「USのドル」として区別していました。


5.言葉について

ベトナム語。全然わかりません。取りあえず基本の挨拶だけ覚えて行きました。あとは「ことりっぷ会話帖」を買って必要そうなところをチェック。現地にも持参しました。


↑これです。スマホアプリも付いてました。

観光地では大体英語が通じてほっとしました!…が、シャトルバスやバイクタクシーの運転手さんなどはほぼ片言。そこだけ意思疎通の難易度が大変なことに。
町歩き以外のところでは、やっぱりベトナム語わからないと厳しいのかも…。

あと、ホテルの「対応可能言語」を見ると、ベトナム語、英語の他にフランス語が入ってることもちょくちょくありました。フランス統治時代の影響?



概要はこんなところでしょうか!
次回から旅行記に入りますよ~。

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