2018年9月30日日曜日

台北旅行⑦2日目-5【西門紅楼と夕飯】

1.西門紅楼


①場所が分かりやすい!
MRTで西門に戻ってくると、出口の案内に「西門紅楼」の文字が。1日目に辿り着けなかった西門紅楼ですが、駅からだとこんなに行きやすいんですね!
駅を出たら本当にすぐ目の前でした。

②マーケット
西門紅楼横の広場は、四四南村と同じく、週末限定で手作り市が出ています。こちらも小規模。というか、ネットで見た画像より店舗数が少ない?
時間も遅かったので、もう片付けてしまったお店もあったのかも。ちらっと見るだけに留めました。

③建物
レンガ造りの良い感じの建物。

ライトアップされてます。

元々は、日本統治時代に公営市場として建てられたのだそうです。その後は映画館になったりという歴史を経て、現在は雑貨店や喫茶店などが入るスポットとなっています。

店舗スペース。中央が吹き抜けになってます。

洋服や雑貨の店が並び、お洒落な雰囲気。記念に、台北の街並みが描かれたOPPテープを購入しました。

2.再びの西門町


①少しだけうろつく
結構疲れたので、散策は控えめに。寄り道は2箇所だけにします。
1箇所目は、朝のうちに見つけていた「維格餅家」。割引乗車チケットの予約特典がもらえるお店です! パイナップルケーキとヌガーのお土産セットをゲットしました~。
その後は誠品生活西門店へ。中山の地下と同じチェーンですが、こちらは入口からは全く書店色が窺えません。上階意外は普通にデパート風です。面白かったのが、入口で配布していたフェイスマスクのサンプル。直径5センチくらいのサンプルを手の甲に貼ってもらったのですが、ちゃんと目・鼻・口の部分が空けてある! 芸が細かい!

②有名店はやっぱり混んでる
ガイドブックに載っていたお店も見つけたのですが、案の定並んでいたので断念。そしてやっぱり日本人だらけの模様。両脇のお店は普通に空いていたのでですが、注文のシステムとか分からないとやっぱり不安……。

3.夕飯


①注文
結局、ホテル近くの「八方雲集」というお店に入りました。カウンター上のメニューに日本語表記があるのを、1日目のうちに目に留めていたのでした。
日本語表記を参照しつつ、オーダーシートを記入。焼き餃子と、きのこのスープにしました。音が鳴るタイプの番号札を渡され、しばし待機。

ちなみにチェーン店らしいです。

②スプーンがない?
お箸等は自分でカウンターから取る形式。しかし食器コーナーにスプーンや蓮華がない! お店の人に尋ねたら、外のお持ち帰り用カウンターにあるとのこと。何故店内に置かないのか……? ちょっと困惑。たまたま切らしていたということなのか。
余談ですが、「蓮華」のことを何と言うのか分からなくて「spoon」+ジェスチャーで意思疎通を図りました。後で調べたところ、英語では china spoon らしいです。そのままだ。

③ごちそうさまでした。
ともあれ、おいしかったです。辛さは自分で調整する方式なので、ベースは薄味で自分好みでした。

スープ55元、餃子(×2)10元。大体245円くらいです。


スープのきのこはおそらく2種類で、ひとつはしめじだけどもうひとつは謎。輪切りで、何かコリコリしたやつでした。
ところでこのスープ、「牛スープ」の欄にあったので「牛肉ときのこが入ったスープ」かと思いきや、肉は入っていませんでした。考えてみれば日本でも「豚骨スープ」に豚骨は入ってないし、牛肉出汁のスープってことなんですね。
餃子も野菜多めであっさりめ。とりあえず2個注文しましたが、5個くらい普通に食べられそうでした!

③デザート
ちょっと食べたりない。が、お店をはしごする元気はない。そして若干の頭痛もある……。というわけで、デザート調達に安心のコンビニへ!
毎回セブンというのもつまらないので、今度はホテル裏のOKストアに行ってみました。セブンよりそこはかとなくローカル色が強い気がします。賞味期限間近のおつとめ品コーナーがあったりとか。
体に優しそうな蜂蜜ヨーグルトとウーロン茶を購入。ホテルでいただきます。

@ホテル。

ヨーグルトはもっちりした食感で、上にゆるめの蜂蜜シロップがかかってました。結構ボリュームがあったので、食べたりない時のデザートとして丁度良かったです~。
翌日に備えて今日はここまで。念のためバファリン飲んで眠ります。

台北旅行⑥2日目-4【四四南村】

1.台北101駅へ


①初めてのバス
どこの駅からも微妙に距離がある場所にいたので、来る途中に見かけたバス停へ。とりあえず北門駅まで行って、そこからMRTに乗り換えることにしました。
台湾で初めてのバス。前の人に続いたつもりが、気づけば料金を払わず降りていた……! 咎められはしませんでしたが、自分の気が咎めます。後から調べたら、バスの料金は前払い制の場合と後払い制の場合とがあるそうです。結局どうするのが正解だったか分からないまま。もやもやが残ります。

②台北101駅へ
気を取り直してMRTで移動します。昨日も利用した北門駅から、台北101駅へ。
この駅は名前の通り、台北101というタワーの最寄り駅です。展望台からは台北の町を一望できるとあって、大勢の人がここで降車しました。

特徴的なタワー。竹をモチーフにしているのだそうです。

駅を出るとすぐタワー。間近に展示場らしきものもあり、何かイベントをやっていたようです。

2.四四南村


①四四南村とは?
ここはかつて軍人村だったのだそうです。村と言ってもさほど広いわけではなく、宿舎とか集合住宅と言った方が実態に近いかもしれません。
使われなくなってからも保存され続けてきたその建物群で、カフェが開業したり、昔の暮らしを再現した展示が行われるようになったりして今に至ります。

公民館としても機能しているようです。

日曜午後には手作り市が開かれるということだったので、ここには午後に着くように計画していたのでした。

②インスタ映えスポット?
着いてまず思ったのが、写真撮ってる人が多い! ということ。それもポーズを決め、角度に拘ってがっつり撮影している本気の人たちが。これが噂のインスタグラマーというやつなのか……!
確かにレトロな建物群と間近に望める台北101の対比は絵になります。四四南村そのものも、昔の風景がそのまま保存されている感じで良い。納得だけど、ちょっとびっくり。

まあ私も撮るんですけどね。



③日曜市
まずは中庭で開かれている日曜市。手作りのアクセサリーなどを売っているお店が並んでいます。ただ、これは思ったより小規模でした。

反対側にもう一列あります。

ミニライブのようなものも開かれていて、人の入りはそれなり。でも、あまり賑わってた印象はありません。ちょっと時間が遅かったせいもあるかもしれませんが……。

④好丘
建物の中は雑貨や食料品等MIT(メイド・イン・台湾)製品を取りそろえたお店になっています。お洒落なだけあって全体的にややお高めかな?
ガイドブックに載っているようなお店のお茶なんかも売っていたので、色々回る時間がない時はこういうところでまとめて買っても良いのかもしれません。

⑤展示
昔の暮らしの再現の展示。食卓には食品サンプルが並べられていたり、ボードゲームのようなものが置いてあったりと、かなり凝ってます。

食卓の再現、力入ってる。

3.台北101


①予定を変更
本当はこの後松山文創園区まで歩こうと思っていたのですが、結構疲れが溜まっているので歩きは断念。バスに乗ろうかと思ってしばらくバス停で待ってみたのですが、目的のバスがなかなか来ません。今日は諦めて西門町に戻ることにします。
ちなみに駅に向かい始めてしばらくしたら、さっきまで待っていたバスに追い抜かれました。バス停を離れた直後に来たらしい。ちょっと悔しい。

②台北101
電車に乗る前に、駅直結の台北101をちょっと覗いてみます。上階は高級店が多いようだったので、地下へ。
フードコートなどもありましたが、結構な混み具合。ここで食べるのはやめておきます。
うろついたのは専らスーパーとお土産売り場。裕珍馨というお店で棗と胡桃のお菓子を買ってみました。賞味期限が近いため、30元引き。近いと言ってもまだ30日近くあったので、ラッキーでした。

③ふたたび、台北101駅
来るときは気付かなかったのですが、台北101駅構内にはちょっとした展示スペースが。この時は、故宮博物館の所蔵品を出張展示していたようです。こんなところで見れて、ちょっと得した気分。

2018年9月24日月曜日

台北旅行⑤2日目-3【迪化街】

ここから迪化街に向かいます。地図で見ると割と近そうに見えたのですが、そこそこ距離がありました……。

1.道中


①スーパーで水を購入
ホテルから持ってきた水も残り少なくなってきたので、道中見かけたスーパーで水を購入。PBらしき水は500mlで8元でした。日本円にすると30円弱というところでしょうか。安い! ちなみに他のブランドの水は20~30元くらい。結構差があるんですね。
お茶の種類も豊富で、中には「日式」と冠されているものも。緑茶ってことでしょうか? ここも写真撮っておけば良かったですね~……。

②夜市会場
夜市の看板が見えてきました。これで地図通りに来れていることを確認。お昼時なので屋台は出ていません。夜に来たら全く印象が違うのでしょうね。行かなかったけど……。

奥まったところに屋台が。夜には表通りに出て営業するのでしょう。

さて、夜市を抜けたは良いものの、地図では右手にあるはずのスタバがなぜか左手に。右往左往。暑さで頭もぼーっとしてくるので、涼とWi-Fiを目当てに当のスタバに入ります。

③スタバ
熱中症対策になりそうという理由で、「蜜柚紅茶」のアイス。そういえば昼食が(かき氷を除外すれば)まだだったのでパンも食べることに。合計200元、日本円にすると720円くらい。台湾でもスタバは高い。でも冷房の利いた快適空間& Wi-Fi &綺麗なトイレの代金と思えば妥当かもしれません。

アップルカスタードトースト。甘い! コーヒーが合いそうです。

蜜柚紅茶は蜂蜜と柚子が入ったアールグレイっぽい紅茶……だと思われます。普段だったらまず飲まないフレーバーですが、暑さに参っている時には丁度良いさっぱり具合。
地図を見直し、おそらくこのスタバは地図に載っているのとは別店舗だという結論に達しました。休憩を終わらせ再出発。

2.迪化街


①迪化街に到着
スタバからは結構すぐでした。台湾最大の問屋街と言われている迪化街。ここはドライフルーツやら漢方やらのお店が集まっていて、日々お土産を買う旅行者が集まるのだそう。そこかしこから日本語が聞こえます。食器や布製品を扱うお店もちらほら。

右の建物の窓枠が格好良い!

大きな建物の前に居たら物売りの人に声を掛けられました。商品はティッシュとボールペン。普通お土産とかじゃないのか? と思っていたのですが、どうやらこの建物の一階に飲食店が集まっていたようです。ティッシュは手や口を拭うため、ボールペンはオーダーシートで注文するためのものなのでしょう。実用品。納得。

②お買い物
折角なのでドライフルーツを買おう! ということで、目についたお店に入ります。正直ものの良し悪しは分からないので、適当にきれいめなお店へ。

もうちょっと奥のお店で買ったはず……。写真がない。

店員さんに勧められ、お茶から始まって、ドライマンゴー、タマネギチップス、オクラチップス等々を試食。マンゴーだけでなく、プーアール茶も買ってしまいました。
ここで試食したものはどれも美味しかった! 特にきのこチップスは癖になりそうなサクサク感。ただ、持ち帰る過程で粉々になりそうだったので買うのはやめました。
ちなみに店員さん曰く、日本人には無糖、中国人には砂糖入りのドライマンゴーが人気なのだそう。何となく納得。

③おやつ
ここもやっぱりほぼ外歩きなので、暑さは変わらず。店頭でアイスキャンディーを買って休憩しました。珍しさで選んだ釈迦頭味。

あっさりしたリンゴのような味でした。40元(約150円)。

しかしここまで冷たいものと甘いものしか食べてない。よくお腹を壊さなかったものです。
一通り見たかな~、と思い、ここで迪化街観光を終了。しかし後でガイドブックを見てみたら、他にも籠屋さんなんかがあったようです。多分ほんの一部分しか見ていない! 予習不足が悔やまれますね。

台北旅行④2日目-2【中山エリアとかき氷】

1.中山地下道


①中山地下道の誠品書店
中山駅と雙連駅を結ぶ地下道は、ほぼ全て誠品書店という書店に占められています。中国語読めないので本を買ったりはしませんが、ちょっと見てみたかったのです。
誠品は台湾ですごい勢いのある企業らしく、書店や雑貨店を多数展開しています。イメージとしては蔦屋がパワーアップしたような感じでしょうか?

文具売り場には活版印刷体験コーナー(?)が。

延々と本屋が続く様子は物珍しいですが、奥行きはあまりないよう。面積としてはそこまでないのかも。そして逆側の壁は展示コーナー。

まさかの手塚治虫。

この時はフェア開催中だったようで、一面手塚治虫作品でした。また「ここは日本?」状態に。ふきだしも日本語だし……。

②雙連駅に抜ける
書店コーナーを抜けると、吹き抜けになったコーナーに出ました。ここはなぜか壁の一面が鏡張り。そしてダンスの練習をしている人が大勢いました。各々音楽を流しているので結構な爆音。踊ってて音混ざらないのかなぁ。
さらに進んで普通の(?)地下道らしい道を経て、無事雙連駅に到着しました。涼しいし迷う余地ないし、一本道の地下道って素晴らしい

2.かき氷!


①雙連駅
地上に出ると、道路を挟んで向かい側には露店が立ち並んでいるのが望めました。雙連は朝市で有名な駅。現在11時台ですが、まだそこそこ賑わっている様子です。
しかしそれをスルーして左方向へ。目指すはマンゴーかき氷の名店と言われる冰讃。ちょうどマンゴーが旬な時季なので、食べよう! と決めていたのです。

周辺閑散としてるのに、ここだけ列ができてる……!

……ちょっと諦めたくなる行列ですが、折角ここまで来たので覚悟を決めて並びます! 列に加わると、前後から聞こえてくる会話は日本語ばかり。大半が日本人女性のようです。そしてそこに加わる私(日本人)……。
生のフルーツにかき氷ってお腹壊しやすそうな食べ物だし、定評のあるお店で食べたいわけですよ。でも人気のあるマンゴーかき氷ってインスタ映え重視なのか、ガンガン盛ってるやつが多いんですよ。美味しくて適量で定評がある、全ての条件にあてはまるのが冰讃だったのです。考えることは皆同じなのかなあ。

②冰讃店内
ようやく自分の番。待ち時間は大体45分くらいといったところでしょうか。
本当はマンゴーとドラゴンフルーツの二種盛りが食べたかったのですが、うまく注文できずマンゴーのみのかき氷に。後から考えたら、筆談で注文すれば良かったですね。書く時間ならめっちゃあったのに……。頭が回ってない!
電子番号札(?)を渡され、鳴ったら取りに来ます。店構えから想像したよりシステマチック。

マンゴー雪花冰、150元(560円くらい)。

予めミルクを加えた氷を使っているのだそうです。ふわっとした食感で甘い! アイスとかき氷の中間みたいな感じです。その上に生マンゴー、マンゴーシロップ、練乳がかかってます。甘うまです。
生のマンゴーって数えるほどしか食べたことがないのですが、ちょっとえぐみがあるように感じました。こういうものなのか……? ともあれかき氷本体は気温の高さも相まってすごく美味しかったです。

台北旅行③2日目-1【建築散歩】

夜が明けて2日目。ホテルで朝食を摂った後、出発です!
この日は主に地下鉄(MRT)を利用しての市街地巡りです。午前中は建築をメインに見た結果、図らずもかなり真面目な観光に。

1.ホテルから中山堂へ


①西門町の町
昨夜とは打って変わって、朝の西門町は閑散としています。9時過ぎの時点で殆どのお店にはシャッターが下りていて、人通りも少な目。
通りかかった学校でダンスの発表会があったようで、その周辺はお揃いの衣装を着た若者たちやその保護者らしき人たちで賑わっていました。

②中山堂
予定外ですが、たまたま通りかかったので中山堂に寄り道。
入口から写真撮ってたら、スタッフの方が「無料ですよ!」と案内してくれました。日本人だと分かると日本語のパンフレットも持ってきてくれて、有り難かったです。
時間は開館直後の9時半。館内は全体的に薄暗くほぼ無人でした。10時から何か展示があったので、お客さんが来るのはそれ以降なのかも。大きな部屋は作業中で入れませんでした。

照明が点いてない分、窓からの光が存在感あります。

こちらの中山堂は日本統治時代に造られた建物。設計者は日本人ですが、長年台湾に住み、「台湾建築のローカル化」を提唱していた人なのだとか(パンフレットより)。そう言われてみると、一見洋風な造りながら色々な要素がミックスされているような。

扉や窓のディティールに中華圏っぽさがある

講堂やホールは現在、各種展示や演奏会、市民講座などで利用されているそうです。
スタッフさんから勧められたオーディオガイドは断ってしまったのですが、借りてみても良かったかも……。

2.二二八和平公園と


次は国立台湾博物館に向かいます。二二八和平公園の中にあるので、まずは公園へ。

①二二八和平公園
台北駅からほど近い場所にありながら、のどかな雰囲気の漂う緑地公園です。鳩に餌をやる人、散歩する人、太極拳をしている人……。

中華風な建物の後ろにギリシャ風な博物館。さらにその後ろには高層ビル。
植生は(わからないけど、そこはかとなく)南国。不思議な風景です。
公園内では、聞き慣れない鳥の鳴き声をよく耳にしました。町中にいると忘れそうになるけれど、やっぱりここは南の国なんだなあ、と実感。

②国立台湾博物館
こちらも日本統治時代に建てられたものですが、様式は古代ギリシャ風。ローカル要素の強い中山堂とは対照的です。

親子連れが多い。ガイドブックに載っていたせいか、日本人観光客も結構いました。

吹き抜けの天井にステンドグラス。

ちなみに入場料は30元で、常設展・企画展の両方を見られます。安い。
じっくり見ていたら時間が足りなくなるので、入口近辺をちらっと見るに留めました。ちょっと気になるけど、今回は建物メインということで割り切ります!

③中山エリアに出発
博物館を出たら、次は中山駅に向かいます。紛らわしいですが、中山堂とは関係のない別エリア。
台北駅からMRT(地下鉄)に乗るつもりでしたが、博物館を出たらすぐ傍に台北医大駅が! ここから乗ることにしました。この時11時過ぎ、既に結構暑いのです。できるだけ外を歩きたくない……!
さて、ここで登場するのが昨日セブンで買っておいた悠遊卡(ヨウヨウカー)。日本で言うSuicaみたいなICカードです。便利な上に、これを使うと市内のMRTは全線2割引で乗れちゃいます。使うしかないでしょう。

写真入りの説明が分かりやすい! チャージ専用機。

セブンではカード本体の購入をしただけなので、ここで初チャージ。とりあえず100元を入れて出発します。

台北旅行②1日目-2【ホテル道中と夕飯】

1.ホテルまでの道のり


①台北車站駅に到着!
目的の駅の改札を出て、最初に目に入ったのはこちら。

にゃんこ先生じゃないですか!

一瞬「あれ? まだ日本だった?」と錯覚する勢いで立ち並ぶ和製キャラ、そして日本語表記のガシャポンたち。滞在中幾度も日本的なものを目にすることになるのですが、そのファーストインパクトはここにありました。
困惑しつつも、出発です! 空港線の台北車站駅は他の路線の台北駅とは少し離れています。台北駅と北門(ベイメン)駅の中間くらいにあり、いずれの駅とも地下道で繋がっているとのこと。東京駅の構造に近いものがあるかも。
私はホテルの最寄りである北門駅方面の地下道へ。大半の人は台北駅に向かって行くようで、北門駅方面の道は空いていました。ちょっと心細い……。
しかし、地下道のメインストリートに出たら、何やら美味しそうな匂いが。どうやらこの界隈はグルメストリート的なものになっていたようです。両側に飲食店が並び、想像していたよりずっと賑やか! ここで食事するのも良いかな~などと横目に見つつ、出口を目指します。……しかし滞在中ここで食事をする機会は訪れなかったのでした。

②北門駅から
地下街から出たら外はすっかり夜。大通りを真っ直ぐ行けば良いはずなのだけれど、地下から出るといまひとつ方角が掴めない……。

日は既に沈みかけ。体感としてはもうちょっと明るかったような?

というわけで、グーグルマップのお世話になります。
道順の確認に使うのはあらかじめダウンロードしておいたオフラインマップ。しかしこれがちょっと曲者で、徒歩の道順案内が出せない! 車用の道を指示され、ちょっと遠回りになってしまいました……。まあ、無事辿りつけたので良しとします。
ちなみに、途中すごくローカルな雰囲気の露店などを通りかかったのですが、その後ホテル周りを歩いてもそれらしき場所が分かりませんでした。幻?

2.周辺散策&夕飯


①周辺散策
ホテルは西門(シーメン)駅と北門駅の中間くらいの「PAPA WHALE HOTEL」(ホテルについは別途まとめます!)。荷物を置いたら、周辺散策に出発です!
予定より遅くなってしまったので、ガイドブックのお店を探すのは諦めます。
人通りの多い方に歩いて行くと、西門町の繁華街に到着。

ゲームの看板らしきものが街中に立ってました。

西門町は台北の渋谷とか原宿とか呼ばれている街なのだそうです。夜9時近いにもかかわらず、かなりの賑わいです。
それにしても日本のお店が多い! モス、ファミマ、吉野家。あと札幌ドラッグ。日本でも見たことないのだが。さらにはワンピースミュージアムなどというものもありました。どこにいるのか分からなくなってきます。

②夕飯「A Mao's Crispy Chiken」
適当に歩いていたのですが、気づいたら同じところを行ったり来たり。「ここさっきも通った?」ということを数回繰り返し、「台湾っぽくて手軽なお店」探しは断念。手近な店に入ることにしました。
入り易そうな(そしてやたらとファンシーな)店構えだった「A Mao's Crispy Chiken」へ。フライドチキンがメインのお店のようです。
セットメニューで、フライドチキンとサラダ、ミルクティーを注文。フライドチキンは味が選べたので「オリジナル」に。和風・韓国風などもありました。どんなだろう。

甘いサラダ!
後ろの犬(?)がお店のキャラクターらしい。


(メインのはずのチキンをまともに撮ってなかった……。)
紙ナプキン使っても滴り落ちてくるレベルの油!

一見すると台湾っぽさはないファストフードなのですが、意外にもすごく異国情緒(?)溢れるお味。まずサラダのドレッシングが甘い! ミルクティーも甘い! 不用意に飲んだら思いっきり噎せました。一方のチキンは何かハーブ? スパイス? の香りが強い不思議な味。正直好みではない……。そしてミルクティーよりお酒が合いそうな感じでした。ちなみに見た目に反して骨付き。部位は不明。
ここのお店は水・ケチャップ・紙ナプキンなどを自由に使えるようになっていました。台湾では珍しいかも?

③道を見失いつつホテルへ
グーグルマップがあるはずなのに迷う。この界隈、どこにいても同じような景色に見えてしまう……。さっきの広告がずらーっと掲げてあるせいもあるかもしれません。
ある程度近くに来たら分かったので、大きなホテル(外観も特徴的!)を選んで正解でした。
もう1店ハシゴする気力はないけど、折角だしお酒とか呑みたいな~ということで、安定のセブンへ。しかし案の定と言うか日本製品が多い! 「ほろよい」も「コアラのマーチ」もある(写真撮っておけば良かった)。
ちゃんと台湾っぽいものを選びたかったので、ガイドブックにも載ってた台湾ビールを購入。おつまみにミックスナッツも。ホテルに持ち帰って晩酌タイムです。

いかにも現地のお酒って感じで良し。
ピント合ってないのが残念。漢字が読めない!

ミックスナッツはピーナッツやカシューナッツに加え、ドライフルーツに豆も入っていて食感が楽しい一品でした。

スーパーには同じ商品の大容量パックが売ってました。結構人気あるのかな?

キャッチコピーは「7種類香脆堅果及Q甜果乾、停不佳的好滋味!」。Qは「もちもち」みたいな意味らしいので、「カリッと香ばしいナッツともっちり甘いドライフルーツが7種類、止まらない美味しさ!」って感じでしょうか? 読み方はまったく分からないのに意味は何となく掴めるって、ちょっと楽しい。

2018年9月23日日曜日

台北旅行①1日目-1【往路】

1.成田空港へ


①直通バスを予約
成田空港への移動に利用したのは、東京駅発着の直通バス「THEアクセス成田」。
今回初めてバスで成田空港に行ったのですが、電車を乗り継いで行くより楽だし早い! 都内からのバスには他にも2社が運行しているのですが、本数の多さと乗り場の分かりやすさからこちらに。方向音痴には大事なポイントです。
元々は予約せず乗るつもりだったのですが、前日にホームページを見たら予約がかなり埋まっている! 便によっては満席になっていたりも。慌てて空いてる便に予約を入れたのでした……。

②当日
バス停はJRの東京駅直結。楽々です。写真撮り忘れましたが、私が着いたときには既にかなりの列が……! 乗車は予約者からなので、そんな中でも前方窓際の席を確保できました。やっぱり予約が正解だったようです。
ちなみに、これはバスが来てから知ったのですが、「一便」と言ってもバス2台で運行していたようです。列を見たときは「乗り切れないだろ……」と慄きましたが、案外大丈夫だったのかも。乗車完了を見届けたわけではないので、正確なところは分かりませんが。

2.成田空港から台湾へ


①成田空港に到着!
セオリー通り、出発の約3時間前に空港に到着。
今回利用したのはタイガーエア。CHINA AIRLINE系列のLCCです。ここはチェックインが2時間半前からなので、まだ開始前。とりあえず空港内をうろうろ。

展望デッキから。ちょうど前方にタイガーエアの飛行機!

キャラクターがひたすら可愛い

チェックイン後もまだ余裕があるので、ここで昼食。さすがに全体的に物価は高め……。「そじ坊」で比較的お安い月見そば(880円)をいただきました。味は普通。

②搭乗
余裕があると思ってゆっくりゲートに向かっかっていたのですが、なぜか搭乗と出国を勘違いしていました。本当はギリギリだったのです。初っ端から危なっかしいことこの上なし。
そんなわけで搭乗開始時間を過ぎてからゲートに到着。しかし意外にも、ゲート周りではまだ乗客が待機しています。アナウンスによれば、機体の点検に時間がかかって搭乗が遅れていたとのこと。ある意味ラッキー……!
ちなみにタイガーエアは国外の航空会社にもかかわらず、搭乗案内や機内アナウンスなどが日本語でも行われていました。諸々聞き逃す心配がなくて助かりますね!

③入国
予定時間を少し過ぎての出発でしたが、到着は予定時間より早いくらい。何故? フライト時間は3時間半弱で、台湾って近いのだなぁと思い知らされます。読書したり、うとうとしたりしているうちにもう桃園国際空港です。
さて、まずは入国審査ですが、実は台湾には、ネット上で入国カードを提出できるサービスがあるのです! 今回はそれを利用したので、カウンターで提示するのはパスポートだけ。「本当にこれだけで良いのか……?」とドキドキでしたが、特に何も言われることなく無事入国。うわーい。
カウンターでは指紋も取ります。顔もどうやらカメラで認証している模様。ともかく、すごいハイテク化してるなーという印象です。

3.空港でのミッション


さて、まずは空港でやっておくべきことが3つ。①ネット環境の確保、②現金の確保、③空港線のチケットの交換、です。

①i-Taiwanでネットに接続
台湾は公共のWi-Fiが整備されているという情報を得、レンタルはしないことに決めていました。というわけで、まずは空港の無料Wi-Fiに接続。政府提供のi-Taiwanの利用手続きを進めます。URLもあらかじめ用意してあったので、この手続きは結構スムーズにいきました。
ただし通信状況は微妙。無料ならこんなものか、という程度です。私は特に不自由しませんでしたが……。がっつりネット使いたい人、同行者と連絡取り合いたい人なんかは、やっぱりレンタルした方が無難かもしれません。

②ATMでキャッシング
昨年のベトナム旅行時は手続きが間に合わずに利用できなかったキャッシング。リベンジです! しかし予習不足が祟り、1台目では途中で分からなくなって離脱(列が出来ていたので長時間独占はできなかった)。2台目に挑むも謎のエラーでカードが返って来る。3台目でようやく成功しました。
こんなに手間取ってまで利用していますが、別にさしてお得ではなく……。キャッシングは一般に現金の両替よりもレートが良いと言われているのですが、私が使ったクレジットカードはATMの利用手数料がかかるタイプなので、その分高額に。
先日請求額が確定し、やはり手数料の存在は大きいと実感しました……。支払総額から計算すると、1元あたり3.79円。両替のレートは確認していないのですが、あまり良くないのでは……? 少なくとも、クレジットカード利用時のレート3.673円よりはだいぶ高額。うーん。ちょっと徒労感。
まあ、利用できた! というだけで満足しておくことにします。

③空港線で市内へ!
さて、市街地へと向かいます! アクセス手段はMRTの空港線。乗車券は券売機でも普通に買えるのですが、私はKKdayの「割引乗車チケット」というものを予約しました。外国人割引で安く買えるとなれば、使わない手はありません。ついでに料金はネット上でクレカ決済。レート的にもお得だったのでした。
空港に直結しているMRT桃園空港駅で、トークンという乗車券を受け取ります。乗車券……というか乗車コイン? というような形状なのですが、Suicaみたいにタッチして改札を通るという代物。なんだか不思議な感じです。

おもちゃのコインみたいな見た目! 持ち帰りたい。
(改札を出る時に回収されます。)

カウンターのお姉さんが快速の写真に丸付けて説明してくれたのに、ちょうどやって来た鈍行に慌てて乗り込んでしまいました。丁寧な説明を無下にしてしまい申し訳ない……。
気持ちを切り替え、車窓風景を楽しみながらのんびり台北駅を目指します。

車窓に広がる公園。看板によると
NEW TAIPEI METROPOLITAN PARK

台北旅行に行ってきました!

お久しぶりです。
久しぶり過ぎて「ブログの意味あるのか……?」と疑問を覚えないでもない今日この頃。

転職のバタバタが落ち着き、満を持しての夏休み。9月1日から2泊4日の台北旅行に行ってきました! 旅行後ちょっと時間が経ってしまいましたが、旅行記をアップしていこうと思います~。細部の記憶が抜け始めてますが……!

1.旅行の概要


①日程
日程は以下のとおり。成田から出発して羽田に帰って来る、ちょっと変則的な予約です。

9月1日(土)
 13:30 成田空港発
 16:25 桃園(タオユェン)空港着
 (台北泊)

9月2日(日)
 (終日台北市内観光)
 (台北泊)

9月3日(月)
 (九份観光)
 23:45 桃園空港発
 (機内泊)

9月4日(火)
 04:00 羽田空港着

「九份に行ってみたい!」というのと、「リノベスポットが気になる」というのが今回の旅行の主な動機。そんなわけで、九份に一泊するかどうかで迷いました……! 2日早朝出発にして4日の遅くに帰るといった案もあったのですが、迷っているうちに値段が上がり、宿も埋まり、この行程に。優柔不断。
でも、結果的には早朝に帰る日程にして良かったです! 4日に日本を直撃した台風の影響を、ギリギリ受けないタイミングだったのでした。

②旅費
航空券が往復で2万7千円、宿泊が2泊で1万千円、その他食費や交通費が1万2千円くらい。合計でざっくり5万円くらいでした。成田空港までの交通費を加えると5万オーバーに……。
検討し始めた頃はもう少し安く行けそうだったのですが、主に航空券があれよあれよという間に値上がりしてしまいました。予約したのは7月末。最安値を狙うならやっぱり2~3ヶ月前の予約が必須ですね!

2.情報収集について


台北は旅行先の定番のようで、ブログはもちろん本や雑誌なんかにも情報が溢れていました! ホイアンの時とは大違いです。
前回の反省を活かして、ガイドブックも購入。やっぱり本があった方が、情報収集が断然スムーズになりますね……! 加えて、地名などを知るのには本の方が便利でした。漢字の国だからこそですが、ブログとかだとふりがな振ってないことも多いんですよね。文字が置き換わってしまうこともあるし(份→分など)、正しい表記を知るためにはやっぱりガイドブックが必須です。

①ガイドブック1冊目
ガイドブックは2冊購入しました。1冊目は『& Travel 台湾』。当初から「九份(ジウフェン)に行ってみたい!」という思いがあったので、九份の情報が載ってるものという基準で選びました。


写真が多くて見やすくお洒落……なのですが、観光地の情報などは少な目。これ1冊だと心もとないような気がします。
さらに言うと、情報の精度についてもちょっと不安が。例えば麺類について「勢いよくすすりたい!」と書かれていたのが気になったのですが、調べたら台湾では麺をすするのはマナー違反らしいと分かりました。屋台などでは許容されることも多いようですが……。鵜呑みにすると恥をかくかも?

②ガイドブック2冊目
というわけで続けて2冊目、『まっぷる台北』も購入。ガイドブックの定番だけあって、安定感があります。地図も詳しいし、基本情報も充実。言うことなしです。


実を言うと最初は、「いかにもガイドブック!」という外見から忌避してたんですよね。観光地で取り出しにくいビジュアルと言うか……。
でも、電子版が付いてきたのでその心配は無用でした。スマホに入れておいて、現地では専ら電子版を参照。地図へのリンク機能なんかもあって想像以上に便利でした!
ガイドブックも進化してるんだなあ……。持ち歩きを想定して「mini」版を買ったのですが、計画段階用と割り切って普通サイズの方を買っても良かったかも。

③ブログとかサイトとか
ネット情報は本当に多い! 特に九份については、混雑状況や交通手段など、体験談を大いに参考にさせていただきました。
台湾の情報だけでなく旅行ノウハウも。今回すごく役に立ったのは、グーグルマップのオフライン機能。これは個人ブログで知ったのですが、ネット環境がなくてもGPS機能が使えるというのは青天の霹靂でした……!